シャープのプラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機の新型ES-12X1と、旧型ES-X12Cを比較してます。
最上位クラスの新旧は何が違って、どちらがオススメかまとめました。
見た目も変わりましたね。

新型
まだ発売されてません。
旧型
目次
シャープのES-X12CとES-12X1の違いは?
※性能を比べて優れている方を赤文字にしています。
旧型 ES-X12C | 新型 ES-12X1 | |
---|---|---|
洗濯・脱水容量 | 12kg | 12kg |
乾燥容量 | 6kg | 6kg |
ボディ幅 | 59.6cm | 59.6cm |
標準使用水量 | 洗濯のみ:77L 洗濯〜乾燥:49L | 洗濯のみ:77L 洗濯〜乾燥:49L |
洗浄機能 | 液体洗剤・柔軟剤自動投入 液体洗剤タンク容量600mL 柔軟剤タンク容量600mL マイクロ高圧洗浄 マイクロ高圧シャワー 高圧シャワーすすぎ ひまわりガラス | 液体洗剤・柔軟剤自動投入 液体洗剤タンク容量950mL 柔軟剤タンク容量950mL 液だれ防止機構 マイクロ高圧洗浄 マイクロ高圧シャワー 高圧シャワーすすぎ ひまわりガラス |
乾燥機能 | ハイブリッド乾燥NEXT 無排気乾燥 | ハイブリッド乾燥NEXT 無排気乾燥 |
エコセンサー | 7センサー (湿度・温度・水位・ 重量・泡・光・振動) | 7センサー (湿度・温度・水位・ 重量・泡・光・振動) |
クリーン | プラズマクラスター プラズマクラスター除菌・消臭コース プラズマクラスター槽クリーンコース/槽洗浄 乾燥フィルター自動お掃除 乾燥ダクト自動お掃除 洗濯槽自動お掃除 ドアパッキン自動洗浄 | プラズマクラスター除菌乾燥 プラズマクラスター除菌・消臭コース プラズマクラスター槽クリーンコース/槽洗浄 乾燥フィルター自動お掃除 乾燥ダクト自動お掃除 洗濯槽自動お掃除 ドアパッキン自動洗浄 |
洗濯コース | 標準 AI標準 おうち流 サッと予洗い 温水極め洗い ホームクリーニング 毛布 柔軟剤プラス | 標準 AI標準 おうち流 温水極め洗い ホームクリーニング 毛布 柔軟剤プラス |
洗濯〜乾燥コース | 標準 AI標準 おうち流 洗乾80分 温水極め洗い シワ抑え 毛布 | 標準 AI標準 おうち流 タオルケア 洗乾80分 温水極め洗い シワ抑え 毛布 |
乾燥コース | 標準 AI標準 おうち流 シワ抑え ホームクリーニング 毛布 | 標準 AI標準 おうち流 シワ抑え ホームクリーニング 毛布 |
便利機能 | COCORO WASH (無線LAN対応) 音声機能 メガマウス するポイフィルター 光るタッチナビ 時刻タイマー Life Eee コネクト ふろ水ポンプ | COCORO WASH (無線LAN対応、生成AI対応) 音声機能 メガマウス するポイフィルター ダイレクトタッチナビ 時刻タイマー Life Eee コネクト |
安全機能 | チャイルドロック 洗剤量(目安)サイン 電源オートオフ 終了ブザー | チャイルドロック 洗剤量(目安)サイン 電源オートオフ 終了音 |
サイズ | 幅64×奥73.9×高111.5cm | 幅64×奥71.9×高112cm |
本体重量 | 約83kg | 約80kg |
消費電力 | 洗濯:480W 乾燥:910W | 洗濯:600W(温水時)/320W(標準時) 乾燥:910W |
消費電力量 | 洗濯:65Wh 洗濯〜乾燥:590Wh | 洗濯:65Wh 洗濯〜乾燥:590Wh |
目安時間 | 洗濯:約35分 洗濯〜乾燥:約150分 | 洗濯:約35分 洗濯〜乾燥:約150分 |
洗濯〜乾燥 6kgのコスト | 使用水:49L 時間:150分 消費電力:590Wh | 使用水:49L 時間:150分 消費電力:590Wh |
騒音 | 洗濯:32dB 脱水:37dB 乾燥:41dB | 洗濯:32dB 脱水:39dB 乾燥:42dB |
カラー | クリスタルシルバー リッチブラウン | マットホワイト グレイングレー |
発売日 | 2024年9月14日 | 2025年9月11日 |
価格※1 | 216,000円ぐらい | 396,000円ぐらい |
※1:2025年8月26日時点
ES-X12CとES-12X1の注目の違いは、生成AIへの対応、タオルケアコースの新設、デザインが変わったことなどです。
他にも結構たくさん違いがありました。
- 生成AIに対応した
- タオルケアコースが増えた
- 液体洗剤・柔軟剤タンクの容量が増えた
- 液だれ防止機構になった
- デザインが変わった
- すこし軽量コンパクトになった
- リサイクル可能な部品の比率UP
- 消費電力がやや減った
- サッと予洗いコースが無くなった
- ふろ水ポンプに対応しなくなった
- 騒音がわずかに増えた
1つ1つの違いについて詳しくみていきます。
個人的にはタオルケアコースに注目!

生成AIに対応した

ES-X12C:洗濯・脱水容量11kg
ES-12X1:洗濯・脱水容量12kg
新型ES-12X1になって生成AIサービスに対応しました。
マホアプリ『COCORO HOME』から『COCORO HOME AI』というAIサービスを利用できます。
洗濯機の使い方を相談したり、洗い方が分からなければ適切なコースを勧めてくれたり、必要に応じて新しいコースをダンロードしてくれたりします。
これらはマホアプリ『COCORO HOME』でできるので、もしかしたら旧型ES-X12Cでもいずれ使えるようになるかも?という気がします。
ただ今のところそういう発表はありませんでした。
タオルケアコースが増えた

ES-X12C:-
ES-12X1:タオルケアコース
新型ES-12X1では『タオルケアコース』が新たに用意されました。
タオルってふつうに洗濯してると、どんどん傷んでヘタっていきますよね。
それを防ぐため『タオルケアコース』では、全工程でタオルに優しい処理を行います。

特に乾燥するときは『ハイブリッド乾燥NEXT』により、約50℃の低温風でパイルがつぶれないようにします。
またプラズマクラスターにより除菌・消臭されるのも魅力。
『タオルケアコース』でふわふわのタオルを長く使いたいですね。
液体洗剤・柔軟剤タンクの容量が増えた

ES-X12C:液体洗剤タンク容量600mL、柔軟剤タンク容量600mL
ES-12X1:液体洗剤タンク容量950mL、柔軟剤タンク容量950mL
新型ES-12X1になって液体洗剤・柔軟剤タンクの容量が950mLに増えました。
旧型ES-X12Cは600mLなので、1.5倍ちかく増えてますね。
これで洗剤を入れる回数が減って、すこし楽になります。
液だれ防止機構になった

ES-X12C:-
ES-12X1:液だれ防止機構
新型ES-12X1では『液だれ防止機構』の付いたタンクとなり、取り出すのが楽になりました。
このタンクに水を入れて洗浄モードを押すだけで、お手入れ完了です。
お手入れは半年に1回ぐらいでOKということですけどね。
デザインが変わった

新型ES-12X1は、スリムな垂直スタイルのデザインになりました。
ドアと操作パネルを離したのが大きな変更です。
また操作部パネルが大きく見やすくなって、以前よりも便利になってます。

旧型ES-X12Cでは、ドア部分に操作パネルも設置されてます。
比べてみるとドアの大きさが全く違いますよね。
すこし軽量コンパクトになった

ES-X12C:幅64×奥73.9×高111.5cm、約83kg
ES-12X1:幅64×奥71.9×高112cm、約80kg
新型ES-12X1はすこし軽量コンパクトになってます。
奥行きは2cmほど短くなり、高さは0.5mmほど長くなりました。
重量も3kgほど軽くなってますが、動かさないので大きな影響はなさそうですね。
リサイクル可能な部品の比率UP

ES-X12C:リサイクル可能な比率86.7%
ES-12X1:リサイクル可能な比率89.5%
新型ES-12X1はドアが小さくなり、ガラスの使用率が下がりました。
これにより廃棄のときに、リサイクルできる割合が増えてます。
全体の89.5%がリサイクル可能になったそうですよ。
消費電力がやや減った

ES-X12C:洗濯480W、乾燥910W
ES-12X1:洗濯600W(温水時)/320W(標準時)、乾燥910W
旧型ES-X12Cと新型ES-12X1では、洗濯時の消費電力が違います。
どちらが良いかは微妙なところですが、標準で使ったときは新型の方が少ないですね。
その差は160Wですので、1日1時間使用で1ヶ月約149円の差になります。
あまり気にするような差ではありませんね。
ここからは旧型ES-X12Cの良いところ
サッと予洗いコースが無くなった

ES-X12C:サッと予洗いコース
ES-12X1:-
旧型ES-X12Cには『サッと予洗いコース』がありました。
このコースは泥や食べこぼしなど、ひどく汚れた洗濯物を予洗いしたいときに使います。
洗剤は使わず『マイクロ高圧洗浄シャワー』で約5分ほど流して脱水。
そのあとは他の洗濯物と一緒に洗えます。
ふろ水ポンプに対応しなくなった

ES-X12C:ふろ水ポンプ
ES-12X1:-
旧型ES-X12Cは、『ふろ水ポンプ』に対応してました。
ふろ水を使うことで、洗濯時の水の使用量が77Lから35Lに大きく減少します。
ただし『ふろ水ポンプ』は別売りで購入しないとです。
騒音がわずかに増えた

ES-X12C:洗濯32dB、脱水37dB、乾燥41dB
ES-12X1:洗濯32dB、脱水39dB、乾燥42dB
旧型ES-X12Cの方が、騒音がわずかに少なかったです。
ただし最大でも2dBの違いなので、気にするほどの差ではなさそうですけどね。
以上が違いでした。

シャープのES-X12CとES-12X1はどちらがオススメ?
シャープのプラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機ES-X12CとES-12X1はどちらがオススメか、まとめています。
旧型ES-X12Cがオススメの人
- お値段重視
- サッと予洗いコースを使いたい
- 風呂水を利用して節水したい
旧型ES-X12Cの方が、お値段かなりお得になってます。
比べてみますと機能面で劣るところはありますが、基本的な洗濯〜乾燥については違いがありません。
『サッと予洗いコース』が使えるのは旧型だけですし、また風呂水を使って節水できるのも特長。
発売も1年前と古くありませんし、総合的に考えて十分ありだと思います。
型落ちでお得になっている旧型ES-X12Cは狙い目かなと思います。
お買得な旧型
新型ES-12X1がオススメの人
- 生成AIが便利そう
- タオルケアコースを使いたい
- 液体洗剤・柔軟剤タンクの詰替えが面倒
- こちらのデザインが好き
新型ES-12X1は、シャープの洗濯機として初めて生成AIに対応しました。
使い方を相談できたり、洗濯コースを選んでくれるのは楽ですよね。
また『タオルケアコース』により、タオルを長くベストな状態で使えるのはとっても魅力。
せっかくフワフワのタオルを買っても、すぐにヘタってしまいますからね。
液体洗剤・柔軟剤タンクの量が増えたので詰め替えも減りますし。
デザイン的にもスッキリして、ドアも小さく開けやすそうです。
お値段的にOKでしたら、新型ES-12X1は魅力的ですよね。
性能UPの新型
まだ発売されてません。
まとめ:シャープのドラム式洗濯乾燥機でフワフワ♪
シャープのプラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機の旧型ES-X12Cと新型ES-12X1を比べました。
新型ES-12X1は生成AIへの対応と『タオルケアコース』がとにかく魅力。
他にも改良されてますので、満足度が硬そうなのは新型ES-12X1です。
ただしお値段をみてトータルで考えますと、旧型ES-X12Cも悪くありません。
このシリーズは口コミでも評判で、洗浄力、乾燥力、お手入れ、静音性などが高評価されてますね。

タオルをフワフワにしたい!(*^_^*)
性能UPの新型
まだ発売されてません。
お買い得な旧型