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日立CV-KP300MとCV-KP900Mの違いは?紙パッククリーナーを比較!

6 min
日立CV-KP300MとCV-KP900Mの違いは?紙パッククリーナーを比較!

日立から紙パック式クリーナーの新モデルCV-KP300MとCV-KP900Mが発売されました。

どちらも同じ『かるパック』シリーズですが、いったい何が違うんでしょうか?

また買うならどっちがオススメなのか、まとめています。

見た目もちょっと違いますね。

CV-KP300M

CV-KP900M

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日立の紙パック式クリーナーCV-KP300MとCV-KP900Mの違い

※性能を比べてみて優れている方を赤文字にしています。

CV-KP300MCV-KP900M
吸込仕事率※1約120〜650W約50〜330W
消費電力約230〜1,180W約180〜840W
騒音約60〜66dB約51〜59dB
ヘッドパワフルスマートヘッドlite
ヘッド幅23cm
パワフルスマートヘッド
ヘッド幅23cm
ヘッド機能ブラシ水洗い対応
白色LEDライト
シンクロフラップ
自走機能
クルッとヘッド
ペタリンコ構造
からまん機構
ワンタッチ着脱
水洗い対応
モーター駆動方式
からまんブラシ
2アングル形状
ブラシ水洗い対応
ごみくっきりライト
シンクロフラップ
自走機能
クルッとヘッド
ペタリンコ構造
からまん機構
ワンタッチ着脱
水洗い対応
モーター駆動方式
からまんブラシ
2アングル形状
ホース・パイプ機能サッとズームパイプ
本体・手もとねじれんホース
ラクかるホース
サッとズームパイプ
本体・手もとねじれんホース
ホース長さ5m5m
本体(ボディ部)機能紙パックするりん構造
パワー長もち流路
ダストケース1.3L1.3L
運転モードecoこれっきり運転
手動モード:弱/中/強
アイドリング&ストップ機能
ecoこれっきり運転
手動モード:弱/中/強
アイドリング&ストップ機能
排気クリーン度0.3~10μの塵埃
99%捕集率
0.3~10μの塵埃
捕集率99.999%
排気フィルター①紙パックフィルター
②抗菌フィルター
③ウレタンフィルター
①紙パックフィルター
②アレルオフフィルター
③高集じんフィルター

④抗菌フィルター
上方排気
サイズ長35.1×幅23.6×高20.2cm長33.9×幅20.7×高20.3cm
全体重量※2
(ボディ部)
4.4kg
(2.9kg)
3.6kg
(2.3kg)
付属品ぱっとブラシ
すき間用吸口
パックフィルター1枚
パッとブラシ
すき間用吸口
ほうきブラシ
サッとハンドル

パックフィルター1枚
ふとん吸口G-DF6対応
抗菌ハンドル
カラーライトゴールドライトゴールド
発売日2024年6月15日2024年6月15日
価格※341,000円ぐらい41,000円ぐらい
※CV-KP300MとCV-KP900Mの比較

※1:吸込仕事率とはJIS規格に定められている吸込力の目安。
※2:ボディ・ホース・パイプ・ヘッドを含めた合計
※3:2024年7月27日時点

日立の紙パック式クリーナーCV-KP300MとCV-KP900Mの1番の違いは吸引力です。

CV-KP300Mの方が2倍ぐらい吸引力が強いんですね。

ただしその他の性能については、CV-KP900Mの方が優れてます。

CV-KP300MとCV-KP900Mの違い
  • CV-KP300Mの方が吸引力が強い
  • CV-KP900Mの方が消費電力や騒音が小さい
  • CV-KP900Mの方がゴミを明るく照らし出す
  • CV-KP900Mの方がホースの性能が良い
  • CV-KP900Mの方がパワーが長持ちする
  • CV-KP900Mは紙パックがスルリと抜ける
  • CV-KP900Mの方が排気がクリーン
  • CV-KP900Mの方が軽量コンパクト
  • CV-KP900Mは引き出しの中も掃除できる
  • CV-KP300Mは布団用ヘッドに対応

それでは主な違いについて詳しくみていきます。

吸引力以外にも違いがたくさん!

CV-KP300Mの方が吸引力が強い

日立 CV-KP300M パワー
※日立 CV-KP300M パワー

CV-KP300M:吸込仕事率 約120〜650W
CV-KP900M:吸込仕事率 約50〜330W

CV-KP300Mの方が、吸込仕事率が2倍ぐらいありますね。

この吸込仕事率というのは、簡単にいいますと『ゴミを浮き上がらせる力 』× 『浮いたゴミを運ぶ力』を数値化したものだそうですよ。

でも吸込仕事率が高いぶん、消費電力と騒音が大きくなってますけど。

CV-KP900Mの方が消費電力や騒音が小さい

CV-KP300M:約230〜1,180W、約60〜66dB
CV-KP900M:約180〜840W、約51〜59dB

CV-KP900Mは吸引仕事率が劣るのですが、そのぶん消費電力や騒音が小さいです。

吸引力も大事ですけど、消費電力・騒音も気になるところですね。

CV-KP900Mの方がゴミを明るく照らし出す

CV-KP300M:パワフルスマートヘッドlite、白色LEDライト
CV-KP900M:パワフルスマートヘッド、ごみくっきりライト

CV-KP900Mに搭載されているパワフルスマートヘッドの方が性能が上です。

というのもパワフルスマートヘッドには『ごみくっきりライト』がありますから。

ごみくっきりライトは特許技術。

このライトには以下のような機能があります。

  • 緑色のLEDライトでゴミくっきり
  • 緑色のLEDライトが7つで明るい
  • レンズ設計で前方を見やすく照らす

『ごみくっきりライト』で照らし出すと、明るいところでもゴミを漏れなく発見できます。

床の上に光を当てると、ビックリするぐらいゴミが浮かび上がってきますよね。

CV-KP900Mの方がホースの性能が良い

日立 CV-KP300M ラクかるホース
※日立 CV-KP300M ラクかるホース

CV-KP300M:ー
CV-KP900M:ラクかるホース

CV-KP900Mのホースは細くしなやかで、家具に引っかかりにくい作りです。

ソファの周りなどホースがしなやかに動いた方が、お掃除しやすいですね。

CV-KP900Mの方がパワーが長持ちする

日立CV-KP900K
※日立CV-KP900K (図は旧モデル参照)

CV-KP300M:ー
CV-KP900M:パワー長もち流路

CV-KP900Mは紙パックの周りに『パワー長もち流路』と呼ばれる空気が通る道があります。

これによりゴミが溜まって紙パックが膨れても、パワーが長持ちするみたい。

CV-KP900Mは紙パックがスルリと抜ける

日立 CV-KP900M スルリ構造
※日立 CV-KP900M スルリ構造

CV-KP300M:ー
CV-KP900M:紙パックするりん構造

CV-KP900Mは紙パックが満タンでも、スルリと取り出すことができます。

紙パックっていっぱいになると、なかなか取り出せなくてイラッとしますよね。

CV-KP900Mの方が排気がクリーン

日立 CV-KP900M フィルター
日立 CV-KP900M フィルター

CV-KP300M:①紙パックフィルター②抗菌フィルター③ウレタンフィルター
CV-KP900M:①紙パックフィルター②アレルオフフィルター③高集じんフィルター④抗菌フィルター

CV-KP900Mの方がフィルターが多重で、しかも高性能なものが使われてます。

これにより0.3~10マイクロメートルの塵埃を99.999%捕集します

ちなみに①紙パックフィルターは、購入の際に好きな品質のものを選べます。

ナノテク高補じんプレミアム衛生フィルター(GP-2000FS)と、ナノテクプレミアム衛生フィルター(GP-130FS)は別売り。

お値段が上がりますが、性能の高いものを選べば捕集率も高くできますよ。

どの紙パックフィルターが良いかは、以下の記事でまとめてます。

CV-KP900Mの方が軽量コンパクト

日立 CV-KP300M 重量
日立 CV-KP300M 重量

CV-KP300M:長35.1×幅23.6×高20.2cm、全体4.4kg、ボディ部2.9kg
CV-KP900M:長33.9×幅20.7×高20.3cm全体3.6kg、ボディ部2.3kg

CV-KP900Mの方がサイズが1まわりコンパクトで、0.6〜0.8kgぐらい軽量になってます。

掃除機の本体って持ち上げながら使ったりもするので、1kg近く違うと印象も変わります。

床に転がして使うなら、あまり影響はないと思いますが。

CV-KP900Mは引き出しの中も掃除できる

CV-KP300M:ー
CV-KP900M:ほうきブラシ、サッとハンドル

CV-KP900Mには『ほうきブラシ』が付属していて、引き出しの中や、サッシの溝をキレイにお掃除できます。

このブラシはチューブ状の細い吸込口が連なってできているので、クリップなど小物は吸わず、ゴミだけを吸ってくれますよ。

ごちゃごちゃしてる子供机の引き出しを掃除するのにピッタリですね。

またCV-KP900Mには『サッとハンドル』も付属品となってますが、CV-KP300Mの方では固定で取り付けられているんですね。

日立 サッとハンドル
※日立 サッとハンドル

『サッとハンドル』とは本体を持ち運ぶときに掴むハンドル部分のこと。

ですので、この点についてはたいした差はありません。

CV-KP300Mは布団用ヘッドに対応

CV-KP300Mはふとん専用のヘッドG-DF6を取り付けることができます。

専用ヘッドは布団を叩いて、ダニのフンや死がいを吸い込むことができます。

吸引力のスゴイCV-KP300Mだから、布団クリーニングも期待できそうですね。

以上が違いでした!

日立のCV-KP300MとCV-KP900Mはどちらがオススメ?

日立のCV-KP300MとCV-KP900Mはどちらがオススメかまとめています。

CV-KP300Mがオススメの人

  • 強い吸引力が欲しい
  • 布団クリーニングにも使いたい

CV-KP300Mは強い吸引力を求めている人にピッタリの掃除機です。

例えばペットを飼っていて、ソファーや絨毯などキレイに掃除したいなど。

日立の『かるパック』シリーズは、ペットを飼っている人にとても人気がありますからね。

また布団用のヘッド(別売り)を付ければ、強力な布団クリーナーとしても期待できます。

ペットのいるお家や、布団クリーナーとしても使いたい人にはCV-KP300Mがピッタリです。

吸引力が凄い

ところで1つ前のモデルCV-KP300Lも性能はそんなに変わりません。

回転ブラシの形状が違うぐらいの差ですので、検討してみても良いと思います。詳しくは以下の記事で↓

CV-KP900Mがオススメの人

  • 消費電力や騒音はなるべく小さくしたい
  • ゴミを照らし出してキレイに掃除したい
  • ホースがしなやかで扱いやすいのが良い
  • ゴミが溜まってもパワーが落ちない方が良い
  • すこしでも軽量コンパクトな方が良い
  • 排気がなるべくクリーンな方が良い
  • 引き出しの中もそのまま掃除したい

CV-KP900Mの方が、全体的にみて性能が高いです。

吸引力では負けるものの、消費電力も騒音も小さいのは助かりますよね。

マンションなどに住んでいると、騒音はかなり気を付けたいポイントですし。

また特許技術のライトでゴミを発見しやすく、ゴミが溜まってもパワーが落ちない構造です。

排気がよりクリーンなのも、呼吸器系に気をつけたい家族がいるなら大事ですよね。

さらにホースがしなやかで、ボディもやや小さく重量も1kgぐらい軽いので、CV-KP900Mの方が扱いやすいはず。

付属品の『ほうきブラシ』を付ければ、子供の引き出しも楽にお掃除できます。

ペットがいないならCV-KP900Mの方が活躍できるように思いました。

全体的に性能が上

ところで1つ前のモデルCV-KP900Lも性能はそんなに変わりません。

回転ブラシの形状が違うぐらいですので、あわせて検討してみても良いと思います。詳しくは以下の記事で↓

まとめ:日立のパック式クリーナーで残さずゴミを吸引!

CV-KP300MとCV-KP900Mの1番の違いは吸引力にありました。

ペットを飼っていたりなどして、強い吸引力を求めるならCV-KP300Mが向いてます。

あと布団クリーナーとして使うのも良さそうですしね。

ただしトータルでの性能を考えますと、ゴミを逃しにくく操作もしやすくて排気がクリーンなのはCV-KP900M。

ペットなどがいなくて普通にお掃除で使うのなら、CV-KP900Mの方が活躍してくれるのではと思いました。

ふだんの使い方で選べば良さそうです(*´꒳`*)

吸引力が凄い

全体的に性能が上

また型落ちとなる以下の2つのモデルも狙い目です。

回転ブラシの形状ぐらいしか差はありませんから。(^_^;)

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