パナソニックから紙パック式キャニスター掃除機のMC-PJ24AとMC-PJ24Gが発売されました。
外見も型番もよく似ているこの2つは、いったい何が違うのでしょうか?
また買うならどっちがオススメなのかまとめています。

ヘッドの性能が大きく違います!
エントリーモデル
スタンダードモデル
目次
パナソニックのMC-PJ24AとMC-PJ24Gの違い
※性能を比べてみて優れている方を赤文字にしています。
エントリーモデル MC-PJ24A | スタンダードモデル MC-PJ24G | |
---|---|---|
集じん容積 | 1.3L | 1.3L |
吸込仕事率 | 約60〜560W | 約60~580W |
消費電力 | 約200〜1150W | 約200~1150W |
運転音 | 約60〜65dB | 約60〜65dB |
ヘッド機能 | エアロノズル エアダストキャッチャー | パワーノズル 特殊加工ローラー ふき掃除性能 ※1 自走式 親子ノズル エアダストキャッチャー 壁ぎわ集じん |
便利機能 | パワー持続センサー オープンハンドル | パワー持続センサー オープンハンドル |
排気フィルター | 紙パック 一般フィルター | 紙パック 一般フィルター |
水洗い可 | エアロノズル ブラシ 一般フィルター | ブラシ 一般フィルター |
コードの長さ | 5m | 5m |
本体サイズ | 幅24.2x奥34.8x高19.5cm | 幅24.2x奥34.8x高19.5cm |
重量 | ボディ部:2.7kg 総重量:4.0kg ※2 | ボディ部:2.7kg 総重量:4.3kg ※2 |
付属品 | すき間用ノズル 紙パック1枚 | 2WAYノズル 紙パック1枚 |
カラー | -A:ライトブルー | -C:ベージュ |
発売日 | 2025年2月28日 | 2025年2月28日 |
価格※3 | 24,000円ぐらい | 24,000円ぐらい |
※1:マイナスイオンで静電気で張り付いた微細なゴミや菌を吸い取る機能
※2:ボディ、ホース、ノズルなど含めた重さ
※3:2025年1月23日時点の価格比較
MC-PJ24AとMC-PJ24Gの1番の違いはヘッドです。
MC-PJ24Aの『エアロノズル』よりMC-PJ24Gの『パワーノズル』の方が優れています。
- MC-PJ24Gの方がヘッドの性能が良い
- MC-PJ24Gの方が最大吸引仕事率がちょっと高い
- MC-PJ24Gは2WAYノズル採用
- MC-PJ24Aのヘッドは丸洗いできる
- MC-PJ24Aの方がちょっと軽い
これらの違いについて詳しく見ていきます。
ヘッドの性能が大きく違います!

MC-PJ24Gの方がヘッドの性能が良い

MC-PJ24A:エアロノズル
MC-PJ24G:パワーノズル
スタンダードモデルMC-PJ24Gのヘッドは『パワーノズル』です。
そして『パワーノズル』には『エアロノズル』には無い、以下のような機能が揃ってます。
- 自走式
- 特殊加工ローラー
- ふき掃除性能
- 親子ノズル
- 壁ぎわ集じん
まず“自走式”であることが大きく違います。手で押すより自走の方が楽ですよね。
それに“ふき掃除性能”というマイナスイオンを利用した仕組みにより、床もピカピカになります。

“特殊加工ローラー”によって、ローラーに髪の毛が絡まりにくいのも嬉しいポイント。

また“壁ぎわ集じん”機構になっているので、隅々までブラシが届きます。

狭い場所のお掃除は子ノズルが大活躍。

という感じで、MC-PJ24Gの『パワーノズル』の方がキレイにお掃除できそうですよね。
MC-PJ24Gの方が最大吸引仕事率がちょっと高い
MC-PJ24A:吸引仕事率 60〜560W
MC-PJ24G:吸引仕事率 60〜580W
スタンダードモデルMC-PJ24Gの方が、吸引仕事率の最大値がすこし高くなってます。
恐らく『強』で運転したときに、吸引仕事率が20Wほど高いんじゃないかなと。
ただ全体でみますと20Wほどですので、大きな差ではありませんね。
MC-PJ24Gは2WAYノズル採用

MC-PJ24A:すき間用ノズル
MC-PJ24G:2WAYノズル
スタンダードモデルMC-PJ24Gには『2WAYノズル』が付属します。
2WAYノズルはすき間のお掃除もできるし、ブラシを出して掃きながら吸うこともできます。
ブラシを利用したお掃除は、サッシをお掃除するときなどに活躍するようですよ。
MC-PJ24Aの方はヘッドが丸洗いできる

MC-PJ24A:エアロノズル水洗い
MC-PJ24G:ー
エントリーモデルMC-PJ24Aのヘッド『エアロノズル』は、丸ごと水洗いできるという利点があります。
これは自走式のヘッドではできません。
ヘッドが汚れてしまったときに、丸洗いで綺麗にできるのは便利ですね。
MC-PJ24Aの方がちょっと軽い

MC-PJ24A:総重量4.0kg
MC-PJ24G:総重量4.3kg
エントリーモデルMC-PJ24Aの方が、ヘッドやホースなどを含めた総重量が300gほど軽いです。
ヘッドの機能が少ないので、そのぶん軽いのだと思います。
軽い方が取り回ししやすくて、便利にお掃除できるシーンもありますね。
違いは以上でした!

パナソニックのMC-PJ24AとMC-PJ24Gはどちらがオススメ?
パナソニックの紙パック式キャニスター掃除機MC-PJ24AとMC-PJ24Gはどちらがオススメかまとめています。
エントリーモデルMC-PJ24Aがオススメの人
- お値段重視
- 軽い方が良い
エントリーモデルMC-PJ24Aの方が、お値段がやや有利です。
ヘッドの性能では劣りますが、そのぶん軽くて取り回しやすいというメリットもあります。
それにヘッドって自走式じゃなくても、キャニスター掃除機は吸引力が強いのでブラシがよく回転しますよ。
ですから意外と前に動かすのは楽なんです。
総重量が300gほど軽いのも、掃除機を持ち運ぶときには助かりますし。
コスパ重視でエントリーモデルMC-PJ24Aを選ぶのも悪くありませんね。
エントリーモデル
さらに型落ちとなるMC-PJ23Aとも比較してます。
大きな性能差はないので、正直なところMC-PJ23Aも悪くありませんよ。
スタンダードモデルMC-PJ24Gがオススメの人
- 自走式ヘッドが好き
- 拭き掃除性能で床をクリーンに
- 子ノズルで狭い場所もお掃除したい
- ブラシ付きノズルが必要
スタンダードモデルMC-PJ24Gの方が、多くの面で性能が上です。
1番の違いがヘッドでして、自走式で動くのはこちらだけ。
また『拭き掃除』機能によってフローリングをピカピカに、壁ぎわのゴミも残さずお掃除できます。
子ノズルで狭い場所、2WAYノズルでサッシをお掃除できるのも便利。
お値段的OKでしたら、スタンダードモデルMC-PJ24Gの方が魅力的ですね。
スタンダードモデル
さらに今回型落ちとなるMC-PJ23Gとも比較してます。
機能にすこし違いがあるものの、旧型MC-PJ23Gも悪くありませんよ。
まとめ:パナソニックの紙パック式掃除機で空気キレイ!
パナソニックの紙パック式キャニスター掃除機のエントリーモデルMC-PJ24Aと、スタンダードモデルMC-PJ24Gを比べました。
お値段を考えてエントリーモデルMC-PJ24Aを選ぶのもありですよね。
でももっと快適にお掃除したいなら、ヘッドの性能が充実しているスタンダードモデルMC-PJ24Gが良さそうでした。
ちなみにどちらもエアダストキャッチャーが付いているので、お掃除をすると空気もキレイになりますよ。
空気中に漂うホコリまで吸ってくれるから、パナソニックの紙パック式はお掃除好きにピッタリです。

お部屋がクリーンになる感じがホント良い!(*^_^*)
スタンダードモデル
エントリーモデル
またこれらの1つ前の型についても比較してます。
性能差はほとんど無いので、型落ち品も悪くないと思いますよ。