パナソニックのセパレート型コードレススティックMC-NX500KとMC-NS100Kを比較してます。
この2つは何が違って、どちらがオススメなのかまとめました。
どちらも軽量ではあるけど!?

軽量タイプ
バランスタイプ
ちなみにMC-NX500KとMC-NX700Kも比較してます。
機能にかなり違いがあるので、どちらが良いかは難しいところです。
目次
パナソニックのMC-NS100KとMC-NX500Kを比較
※スペックを比較して優れている方を赤文字にしています。
| バランスタイプ MC-NS100K | 軽量タイプ MC-NX500K | |
|---|---|---|
| ヘッド | パワーノズル (自走式) からまないブラシ 特殊加工ローラー 菌までふき掃除 *1 壁ぎわ集じん | パワーノズル (自走式) からまないブラシPlus 特殊加工ローラー LEDライト 壁ぎわ集じん |
| 集じん容量 | <スティック> 0.05L <クリーンドック> 0.8L | <スティック> 0.15L <クリーンドック> 0.9L |
| 集じん方式 | <スティック> 紙パックレス式 <クリーンドック> 紙パック式 | <スティック> サイクロン式 <クリーンドック> 紙パック式 |
| 騒音 | <スティック> 約64〜72dB <クリーンドック> 約27~69dB | <スティック> 約63~67dB <クリーンドック> 約69dB |
| 充電時間 | 約3時間 | 約3時間 |
| 運転時間 | HIGH:約6分 AUTO:約10~15分 | 強:約8分 自動:約8~30分 |
| 便利機能 | ナノイーX クリーンセンサー アイドリングオフ 自動ゴミ収集停止 | スゴ取れセンサー 自動ゴミ収集停止 |
| お手入れ | 紙パック交換目安: 約3ヵ月 | 紙パック交換目安: 約3.5ヶ月 |
| 水洗い | フィルターケース | ブラシ ダストボックス |
| 付属品 | すき間用ノズル 紙パックAMC-U2 | ブラシ付きすき間ノズル 紙パックAMC-U2 |
| 消費電力 | 吸引運転中:約670W 充電中:約17W | 吸引運転中:約920W 充電中:約18W |
| サイズ | <スティック> 幅21.3×奥13×高104.5cm <クリーンドック> 幅13.4×奥28.2×高41.7cm | <スティック> 幅22×奥16.4×高108cm <クリーンドック> 幅22×奥33.6×高109.7cm |
| 重量 | <スティック> 1.5kg <クリーンドック> 3.0kg | <スティック> 1.2kg <クリーンドック> 3.4kg |
| 保証期間 | 1年 | 1年 |
| 発売日 | 2023年11月 | 2025年12月19日 |
| 価格※3 | 65,000円ぐらい ↓ 50,000円ぐらい | 70,000円ぐらい |
※1:拭き掃除のような効果が得られる機能
※2:付属のノズル使用時
※3:2025年11月19日時点
MC-NS100KとMC-NX500Kの違いは、ブラシ、LEDライト、アイドリングオフ、大きさ、運転時間、サイズ、重量などたくさんあります。
- MC-NS100Kは菌までふき掃除機能あり
- MC-NS100KはナノイーX搭載
- MC-NS100Kはアイドリングオフ機能あり
- MC-NS100Kの方がコンパクト
- MC-NX500KはからまないブラシPlusに進化
- MC-NX500KはLEDライト搭載
- MC-NX500Kは集じん容量が多い
- MC-NX500Kはサイクロン式
- MC-NX500Kはスゴ取れセンサーに進化
- MC-NX500Kは騒音がやや小さい
- MC-NX500Kは運転時間が長い
- MC-NX500Kの紙パック交換目安が長い
- MC-NX500Kはブラシ水洗いOK
- MC-NX500Kは吸引力が恐らく強い
- MC-NX500Kはブラシ付きすき間ノズル付属
- MC-NX500Kは1.2kgと軽量
それぞれの違いについて詳しくみていきます。
違いが多すぎて大変ですね!

MC-NS100Kは菌までふき掃除機能あり

MC-NS100K:菌までふき掃除
MC-NX500K:-
MC-NS100Kには『菌までふき掃除』機能があります。
これはヘッド内側のイオンプレートからマイナスイオンを発生させて、ゴミや菌を床から引き剥がすというもの。
子供がいると、菌までキレイにしたくなりますね。
MC-NS100KはナノイーX搭載

MC-NS100K:ナノイーX
MC-NX500K:-
MC-NS100Kのクリーンドックには『ナノイーX』が搭載されてます。
クリーンドック内において、菌の繁殖やニオイを抑えてくれますよ。
ゴミ捨ては3ヶ月に1回ぐらいですので、『ナノイーX』があると安心できますね。
MC-NS100Kはアイドリングオフ機能あり

MC-NS100K:アイドリングオフ機能
MC-NX500K:-
MC-NS100Kには『アイドリングオフ機能』があります。
これはヘッドを浮かせると停止し、ヘッドを降ろすと運転再開してくれる機能。
アイドリングオフによって、排気を減らしたり消費電力を抑えられます。
MC-NS100Kの方がコンパクト

MC-NS100K:<スティック>幅21.3×奥13×高104.5cm、<クリーンドック>幅13.4×奥28.2×高41.7cm
MC-NX500K:<スティック>幅22×奥16.4×高108cm、<クリーンドック>幅22×奥33.6×高109.7cm
MC-NS100Kの方がステックサイズも、クリーンドックサイズもコンパクトです。
ただしステックの重量は、MC-NX500Kと比べて300gほど重いんですね。
コンパクトなのに重いのはなぜかというと、これはヘッドの構造の違いが原因です。
次の項目をしっかり確認してみてください。
ここからはMC-NX500Kの良いところ
MC-NX500KはからまないブラシPlusに進化

MC-NS100K:からまないブラシ
MC-NX500K:からまないブラシPlus
MC-NX500Kは『からまないブラシPlus』に進化しました。
このブラシは絡め取った髪の毛を、V字構造で中心に集めます。
そのあとヘッド内部のリブで引き剥がし吸い込みます。

一方で従来型のMC-NS100Kの『からまないブラシ』は構造が大きく違ってます。
ブラシが2本に別れていて、中央に隙間があります。

巻き取った髪の毛をV字構造で中央に集めるところは一緒。
でもその後は、中央の割れ目から吸い込みます。
なんか凄く良さそうに見えますよね。どうして変えてしまったのか・・・と思い調べました。
実はこの点について、企業の中の方にお話を伺うことができました。
この2本のブラシ構造、とても優れていると思うのですが・・・
- ブラシが2つ(モーターが2つ)なのでやや重くなる
- ブラシを取り外せず水洗いができない
という気になる点もあったそうです。
それをクリアしたのが『からまないブラシPlus』で、「髪の毛が絡まない」「水洗いOK」「軽くなった」という成果になったそうです。
開発の方のあくなき努力を感じますね!

MC-NX500KはLEDライト搭載

MC-NS100K:-
MC-NX500K:LEDライト
MC-NX500KではLEDライトが搭載されてます。
ヘッドに4つ搭載されてますので、暗がりでもゴミがくっきり見えます。
またLEDライトがあると、明るいフローリングの上でもゴミが浮かび上がって見つけやすくなりますよ。
MC-NX500Kは集じん容量が多い

MC-NS100K:<スティック>0.05L、<クリーンドック>0.8L
MC-NX500K:<スティック>0.15L、<クリーンドック>0.9L
MC-NX500Kの方が、特にスティックのダストボックス容量が3倍多いです。
0.15L=150mlですから、コンビニコーヒーのSサイズぐらいの容量ですね。
ただスタンドに戻せばゴミはクリーンボックスに移送されますから、そんなに大事じゃないかもしれません。
MC-NX500Kはサイクロン式

MC-NS100K:<スティック>紙パックレス式
MC-NX500K:<スティック>フィルターレスサイクロン式
MC-NX500Kのスティックはフィルターレスサイクロン式。
サイクロン式なので、ゴミを圧縮したり排気がキレイになるという期待ができます。
またフィルターが目詰まりする心配もありません。
一方でMC-NS100Kのスティックは紙パックレス式という名ですが、ようするにゴミをフィルターで集めるシンプルな構造(サイクロン式ではありません)。
比べてみると、圧縮や排気で劣るのかなと思います。
MC-NX500Kはスゴ取れセンサーに進化

MC-NS100K:クリーンセンサー
MC-NX500K:スゴ取れセンサー
MC-NX500Kは『スゴ取れセンサー』が搭載されてます。
このセンサーは約20㎛(0.02㎜)のゴミを検知し、赤点灯でお知らせ。
そしてゴミがたくさん見つかったら、吸引パワーを上げて効率的にお掃除してくれます。
MC-NS100Kの『クリーンセンサー』も、約20㎛のゴミを検知してお知らせしてくれのは一緒です。
MC-NX500Kは騒音がやや小さい
MC-NS100K:<スティック>約64〜72dB
MC-NX500K:<スティック>:約63~67dB
MC-NX500Kの方がすこし騒音が小さいです。
パワフルになってるのに、騒音も良くなってるのは凄いですね。
MC-NX500Kは運転時間が長い

MC-NS100K:<HIGH>約6分、<AUTO>約10~15分
MC-NX500K:<強>約8分、<自動>約8~30分
MC-NX500Kの「自動」モードは約8~30分も使えます。
MC-NS100Kと比べてみると、最大で2倍長く使えるってインパクト大きいですね。
コードレスクリーナーって充電が常に気になるもの。
長く使えるのは嬉しいですね。
実はこの点についていも、企業の中の方からお話をうかがう機会がありました。
Panasonicの掃除機の「自動」モードにおける制御は、開発の方が心血を注いで改良されたそうです。
細かなソフト制御によって、かつてないぐらい長く使えるようになったのだとか。
魔改造すぎですね!

MC-NX500Kの紙パック交換目安が長い

MC-NS100K:約3ヵ月
MC-NX500K:約3.5ヵ月
MC-NX500Kの方が、クリーンドックの紙パック交換目安が約3.5ヵ月と長いです。
ただ半月ほどなので、そこまで大きく違わないかなと思います。
MC-NX500Kはブラシ水洗いOK

MC-NS100K:-
MC-NX500K:ブラシ水洗いOK
MC-NX500Kのブラシは取り外して水洗いができます。
やはり汚れてしまったときは、水洗いしたくなりますね。
MC-NS100Kの2つのブラシは、取り外すことができません。
その代わりカバーが大きく開いて、お掃除できるようになってます。
MC-NX500Kは吸引力が恐らく強い

MC-NS100K:<吸引運転中>約670W
MC-NX500K:<吸引運転中>約920W
MC-NX500Kの方が吸引力が強いんじゃないかなと思います。
といいますのも、まず吸引運転中の消費電力が3割ぐらい大きいです。
そしてリチウムイオン電池の電圧もMC-NX500Kの方が高いです。
あとはヘッドのモーターも1つになってますし。
と考えますと、MC-NX500Kのメインモーターがの方が強力に思います。
MC-NX500Kはブラシ付きすき間ノズル付属

MC-NS100K:すき間用ノズル
MC-NX500K:ブラシ付きすき間ノズル
MC-NX500Kの方が、『ブラシ付きすき間ノズル』が付属します。
ブラシが使える分、やっぱり使いやすそうですね。
MC-NX500Kは1.2kgと軽量

MC-NS100K:<スティック>1.5kg、<クリーンドック>3.0kg
MC-NX500K:
MC-NX500Kのスティック方が、300g軽く作られてます。
しかもヘッドのモーターが1つなので、比べてみれば先端が軽いはず。
片手で扱うコードレスクリーナーだからこそ、軽いほうが使いやすのは間違いありません。
以上が2つの製品の違いでした。

パナソニックのMC-NS100KとMC-NX500Kはどちらがオススメ?
パナソニックのMC-NS100KとMC-NX500Kはどちらがオススメか、まとめています。
MC-NS100Kがオススメの人
- お値段も気になる
- 菌までキレイにしたい
- クリーンドックのニオイと除菌ケア
- アイドリングオフで使いたい
- なるべくコンパクトが良い
バランスタイプMC-NS100Kの方が、お値段すこし有利になってます。
また『菌までふき掃除』機能で、床をクリーンにできますし。
アイドリングオフで排気や電力を抑えられます。
ナノイーXでクリーンドックのニオイや菌を抑えらるのも安心ポイント。
運転時間はやや短いものの、お掃除の範囲が限らているならMC-NS100Kも良さそうです。
軽さではちょっと負けるものの、コンパクトなので使いやすそうですしね。
バランスタイプ
MC-NX500Kがオススメの人
- ねるべく軽量な方が良い
- 運転時間は長い方が良い
- LEDライトでゴミを浮かび上がらせたい
- スゴ取れセンサーで効率的にお掃除したい
- サイクロン式でゴミ圧縮や排気クリーンに期待
- ブラシを水洗いしたい
- 吸引力はすこしでも強い方が良い
- ブラシ付きすき間ノズルが便利そう
軽量タイプMC-NX500Kは、スティックの重量が1.2kgととにかく軽いです。
そして『LEDライト』でゴミを発見し、『スゴ取れセンサー』が自動的にパワーをコントール。
消費電力などを考えると、吸引力も強めなのでは?と思います。
また運転時間が約15〜30分もあるので、広い範囲のお掃除もできますし。
サイクロン式なので、ゴミの圧縮や排気クリーンにも期待。
ブラシが水洗いできるのも良いですね。
あと『ブラシ付きすき間ノズル』で、高い場所のお掃除も便利そう。
ややお値段するものの、性能名を考えますMC-NX500Kが魅力的かなと思います。
軽量タイプ
まとめ:パナソニックのセパレート式クリーナーはさらに進化!
パナソニックのセパレート式クリーナーMC-NX500KとMC-NS100Kを比べました。
MC-NX500Kは1.2kgと軽いだけでなく、『LEDライト』や『スゴ取れセンサー』などが新たな機能が豊富。
あと運転時間が違っていて、長くお掃除するならMC-NX500Kが良さそうです。
MC-NS100Kは菌のケア、アイドリングオフ、コンパクトなど従来からの特長があります。
どちらにしろスティックの重さが1.2kgか1.5kgですから、軽くて便利そうですね。
そしてクリーンドックがゴミを自動収集するから、スティックのパワーが落ちないし毎日のゴミ捨てが不要です。
新しいコードレスステッククリーナー使ってみたいですね。

ゴミ捨ては3ヶ月に1回でOKだって!(*^^*)
機能豊富な軽量タイプ
お値段有利なバランスタイプ


