東芝のダストステーション付きトルネオコードレスのVC-CLZ74DSとVC-SL140DSを比較してます。
最高峰モデルのVC-CLZ74DSは何が違って、買うならどちらがオススメかまとめました。
どれぐらい違うの?

VC-CLZ74DS
VC-SL140DS
またVC-SL140DSとVC-SL130DSも比較してます。
目次
東芝トルネオコードレスVC-SL140DSとVC-CLZ74DSの違い
※スペックを比較して優れている方を赤字にしています。
| VC-SL140DS | VC-CLZ74DS | |
|---|---|---|
| タイプ | コードレスクリーナー サイクロン式 ダストステーション付き(紙パック式) | コードレスクリーナー フィルターレスサイクロン式 ダストステーション付き(紙パック式) |
| 集じん容積 | 本体: 0.03L ダストステーション: 0.8L | 本体: 不明 ダストステーション: 1.0L |
| 連続使用時間 | 標準: 約35分(約40分※1) 自動: 約10分〜20分 強: 約7分 | 標準: 約50分(約60分※1) 自動: 約10分~30分 強: 約6分 |
| ヘッド | なめらか自走ヘッド | すみまでヘッド |
| ヘッド機能 | モーター式 水洗い可 (ブラシ、お手入れカバー) からみレスブラシ 抗菌ブラシ 床ピタ設計 | モーター式 水洗い可 (ブラシ、お手入れカバー) すみまでブラシ 抗菌ブラシ 床ピタ設計 ピカッとライト plus |
| 本体機能 | 床見極めセンサー plus フィットグリップ スイング連動 ハイパワーコンパクトモーター ゼオライトフィルター | 床見極めセンサー ゴミ残しまセンサー plus らくわざフリーグリップ スイング連動 ハイパワージェットモーター パワーキープシステム |
| ダストステーション機能 | ゴミ圧縮機能 オートエアー洗浄 | ゴミ圧縮機能 オートヘッドクリーニング オートエアー洗浄 |
| バッテリー | 着脱式リチウムイオン | 着脱式リチウムイオン |
| 消費電力 | 自動吸引時: 500W 本体充電時: 約20W 充電完了後: 約1.5W | 自動吸引時: 540W 本体充電時: 約35W 充電完了後: 約1.8W |
| 充電時間 | 約3.0時間 | 約3.0時間 |
| サイズ | <ステック> 幅258×奥118×高1092mm <収納時> 幅258×奥265×高1076mm <ダストステーション> 幅228×奥265×高769mm | <ステック> 幅229×奥210×高1106mm <収納時> 幅272×奥328×高1090mm <ダストステーション> 幅272×奥328×高809mm |
| 重量 ※2 (本体のみ重量) | 1.4kg (0.9kg) | 2.3kg (1.6kg) |
| 付属品 | 吸い拭き2WAYワイパー 2WAYノズル お手入れブラシ 紙パック1枚 | 吸い拭き2WAYワイパー すき間ノズル お手入れブラシ 付属品BOX 紙パック 1枚 |
| カラー | C: シフォンベージュ K: アッシュブラック | C: グレースベージュ K: ジェットブラック |
| 発売日 | 2025年10月 | 2025年10月 |
| 価格※3 | – | – |
※1:ヘッドを取り外して使う場合
※2:本体・延長管・ヘッド、バッテリーの合計質量
※3:2025年9月10日時点
VC-SL140DSとVC-CLZ74DSの大きな違いは、吸引力、運転時間、ライト、センサー、持ち手、掃除ドック機能など多岐にわたります。
- VC-CLZ74DSは『フィルターレスサイクロン式』になった
- VC-CLZ74DSはダストステーションの集じん容積が多い
- VC-CLZ74DSは連続使用時間が長い
- VC-CLZ74DSは『ピカッとライト plus』を搭載
- VC-CLZ74DSは『ゴミ残しまセンサー plus』を搭載
- VC-CLZ74DSは『らくわざフリーグリップ』を採用
- VC-CLZ74DSは『ハイパワージェットモーター』を採用
- VC-CLZ74DSは『オートヘッドクリーニング』を搭載
- VC-CLZ74DSは『すき間ノズル』が付属
- VC-CLZ74DSは『付属品BOX』が付属
- VC-SL140DSは『ゼオライトフィルター』を採用
- VC-SL140DSは消費電力が少ない
- VC-SL140DSは軽量コンパクト
1つ1つの違いについて確認していきます。
VC-CLZ74DSは吸引力も凄そう!

VC-CLZ74DSは『フィルターレスサイクロン式』になった

VC-SL140DS:サイクロン式
VC-CLZ74DS:フィルターレスサイクロン式、パワーキープシステム
VC-CLZ74DSは『フィルターレスサイクロン式』を採用してます。
この”フィルターレス”というのは、プリーツフィルターが無いことを意味してます。

一般的にサイクロン式クリーナーは、プリーツフィルターを採用することが多いんです。
でもプリーツフィルターは、ゴミが多く取れるぶん目詰まりしがち。
ですのでこのフィルターをやめて、パワーが落ちないシステムになりました。
VC-CLZ74DSはダストステーションの集じん容積が多い

VC-SL140DS:0.8L
VC-CLZ74DS:1.0L
VC-CLZ74DSの方が、ダストステーションの集じん容積が2割ほど多いです。
それもあって約3ヶ月ぶんのゴミを溜めることができます。
一方でVC-SL140DSは、約70日間(2ヶ月と10日ぐらい)溜められます。
ゴミ捨ての回数は少ない方が楽ですよね。
VC-CLZ74DSは連続使用時間が長い

VC-SL140DS:<標準>約35分(約40分※1)<自動>約10分〜20分<強>約7分
VC-CLZ74DS:<標準>約50分(約60分※1)<自動>約10分~30分<強>約6分
VC-CLZ74DSの方が連続使用時間が長いです。
「標準」で15分、「自動」で10分ほど長く使えます。
バッテリーの容量がやや多いのかもしれませんね。
ただし「強」では1分ほど少なくなってます。
VC-CLZ74DSは『ピカッとライト plus』を搭載

VC-SL140DS:-
VC-CLZ74DS:ピカッとライト plus
VC-CLZ74DSには『ピカッとライト plus』が搭載されました。
このライトはパイプ部分にあるので、ヘッドを取り替えても利用可能。
暗がりではもちろん、昼間でもライトで照らした方がゴミが浮かび上がってよく見えます。
VC-CLZ74DSは『ゴミ残しまセンサー plus』を搭載

VC-SL140DS:-
VC-CLZ74DS:ゴミ残しまセンサー plus
VC-CLZ74DSは『ゴミ残しまセンサー plus』を採用してます。
このセンサーはゴミの残り具合を、ランプの色でお知らせしてくれます。
目に見えない細かなゴミも逃さないそうですよ。
VC-CLZ74DSは『らくわざフリーグリップ』を採用

VC-SL140DS:フィットグリップ
VC-CLZ74DS:らくわざフリーグリップ
VC-CLZ74DSの『らくわざフリーグリップ』は、ラウンド状のグリップです。
ラウンド状だからスムーズに持つ場所を変えられて、しっかり手にフィット。
いろいろな確度で持てるから、手首が疲れません。

一方でVC-SL140DSの『フィットグリップ』も別に悪くありません。
どちらも持ちやすそうではありますが、ラウンド状の方がより便利そうですね。
VC-CLZ74DSは『ハイパワージェットモーター』を採用

VC-SL140DS:ハイパワーコンパクトモーター
VC-CLZ74DS:ハイパワージェットモーター
VC-CLZ74DSは新開発の『ハイパワージェットモーター』を採用。
このモーターはVC-CLX73というモデルと比べて2倍のパワーです。

一方でVC-SL140DSは『ハイパワーコンパクトモーター』を採用。
こちらはVC-CLX52というモデルと比べて18%パワーアップ。
もしVC-CLX73とVC-CLX52が同程度のパワーであれば、VC-CLZ74DSは80%ほどパワーが上ということになりますね。
そのあたり考えますとVC-CLZ74DSの吸引力には、かなり期待ができます。
VC-CLZ74DSは『オートヘッドクリーニング』を搭載

VC-SL140DS:-
VC-CLZ74DS:オートヘッドクリーニング
VC-CLZ74DSの『オートヘッドクリーニング』はかなりユニークです。
スタンドにクリーナーを戻すと、自動的にブラシに絡みついたゴミをカットし、ダストステーションに吸い込んでくれます。
ブラシに巻き付いた髪の毛って、外しにくいし汚いしで嫌ですよね。
それが自動でクリーンになるのは、ほんと画期的な機能だなと思います。
VC-CLZ74DSは『すき間ノズル』が付属

VC-SL140DS:-
VC-CLZ74DS:すき間ノズル
VC-CLZ74DSには『すき間ノズル』が付属してます。
車のシートのお掃除とかで使ったりしますね。
それ以外だとあんまり使いませんが。
VC-CLZ74DSは『付属品BOX』が付属

VC-SL140DS:-
VC-CLZ74DS:付属品BOX
VC-CLZ74DSには『付属品BOX』も付いてきます。
『付属品BOX』はダストステーションに組み合わせても良いし、単独で使ってもOK。
普段使わないノズルとか置き場所に困るので、わりと便利だと思います。
ここからはVC-SL140DSの優れてる点
VC-SL140DSは『ゼオライトフィルター』を採用

VC-SL140DS:ゼオライトフィルター
VC-CLZ74DS:-
VC-SL140DSは『ゼオライトフィルター』を採用しています。
ゼオライトとはミクロな穴がたくさん空いた鉱物のこと。
このフィルターは細かな穴を利用して、ニオイの原因となる物質をとり除く効果が期待できます。
VC-SL140DSは消費電力が少ない

VC-SL140DS:<自動吸引時>500W、<本体充電時>約20W、<充電完了後>約1.5W
VC-CLZ74DS:<自動吸引時>540W、<本体充電時>約35W、<充電完了後>約1.8W
VC-SL140DSの方が自動運転中で40W、充電中で15W、充電後で0.3Wほど消費電力が少ないです。
40Wというと1時間使っても1.24円ぐらいの電気代。
と考えますと、あまり気にする差ではありませんね。
VC-SL140DSは軽量コンパクト
VC-SL140DS:重量1.4kg(0.9kg)、<ステック>幅258×奥118×高1092mm、<収納時>幅258×奥265×高1076mm
VC-CLZ74DS:重量2.3kg(1.6kg)、<ステック>幅229×奥210×高1106mm、<収納時>幅272×奥328×高1090mm
VC-SL140DSはスティッククリーナーの重さが、わずか1.4kgほど。
2.3kgでも重くはないと思いますが、900gほど軽い1.4kgはかなり軽そう。
またサイズ感でも約3mほど幅広い部分があるものの、奥行きで2cm、高さで1.5cmほどコンパクトです。
収納時のサイズも、全体的にコンパクトになってます。
違いは以上です。

東芝トルネオコードレスVC-SL140DSとVC-CLZ74DSはどちらがオススメ?
東芝のトルネオコードレススティックVC-SL140DSとVC-CLZ74DSは、どちらがオススメかまとめています。
VC-SL140DSがオススメの人
- コスパ優先
- 軽量コンパクトな方が良い
- 『ゼオライトフィルター』でニオイ軽減
VC-SL140DSの方が、コスパに優れます。
機能では大きく差がつきますが、それだけお値段も有利。
そして1.4kgと軽量なのが1番の注目ですね。
また『ゼオライトフィルター』で臭いを低減してくれるメリットも。
コスパと軽さに注目するなら、VC-SL140DSが良さそうです。
コスパ+軽量
さらに旧型VC-SL130DSとも比較してます。
そこまで違いがないわりにお得なので、狙い目だと思います。
VC-CLZ74DSがオススメの人
- 吸引力は大切
- フィルターのお手入れをしたくない
- 長く運転したい
- ライトでゴミを照らしたい
- センサーで床のクリーンさを確認したい
- ラウンド型の持ち手がよい
- ゴミ捨て回数を減らしたい
- ブラシに絡んだ髪を自動クリーンしたい
VC-CLZ74DSの方が、吸引力が80%ほど強い可能性があります。
しかもお手入れしなくても、パワーが落ちないのが良いところ。
その上「標準」で15分、「自動」で10分ほど長く運転できます。
お掃除中はライトでゴミを照らし出せるし、センサーで床のクリーン具合もチェックできます。
持ち手がラウンド型で手首が疲れないのも良いところ。
ダストステーションの集じん容量が大きく、約3ヶ月もゴミ捨て不要。
またスタンドに戻すと、ブラシに絡んだゴミを自動で取り除くのもユニークですよね。
ただ1点だけ2.3kgほどの重量があるのは注意です。
お値段的にOKでしたら、VC-CLZ74DSの方が機能が豊富で魅力的です。
多彩な機能に優れる
まとめ:トルネオコードレスクリーナーはどっち?
東芝のダストステーション付きトルネオコードレスクリーナーのVC-SL140DSとVC-CLZ74DSを比べました。
VC-SL140DSは1.4kgと軽いのが最大の特長です。
VC-CLZ74DSは吸引力、お手入れ不要、運転時間、センサー、持ち手、ゴミ捨て回数、ヘッドの自動クリーンなど実に多くのメリットがあります。
ただし2.3kgほどの重さがあるので、そこが大丈夫ならVC-CLZ74DSが良さそうですね。
どちらにしろダストステーションのごみ捨ては70〜90日間に1回なので、とにかく楽そうです。

吸引力は気になるポイント^^;
多彩な機能に優れる
コスパ+軽量


