タイガー魔法瓶から『土鍋ご泡火炊き』の最上位モデルJRX-S100が発売されます。
でも最上位モデルには、旧型JRX-G100もあります。
新型と旧型は何が違うのか、またどちらがオススメなのかまとめてます。
型落ちは狙い目?

新型
旧型
目次
タイガーの土鍋ご泡火炊きJRX-G100とJRX-S100を比較
※性能を比べてみて優れている方を赤文字にしています。
旧型 JRX-G100 | 新型 JRX-S100 | |
---|---|---|
炊飯容量 | 5.5合 | 5.5合 |
炊き技 | 土鍋ご泡火炊き | 土鍋ご泡火炊き |
加熱方式 | 土鍋圧力IH 多段階圧力 300℃WレイヤーIH 連続ノンストップ加熱 シームレス構造 | 土鍋圧力IH 多段階圧力 300℃WレイヤーIH 匠火センサー シームレス構造 |
内なべ | 本土鍋 表面6層コート 遠赤釉薬 波紋底 土鍋遠赤 口絞り構造 洗米OK 厚さ約5mm シラスバルーン | 本土鍋 表面6層コート 遠赤釉薬 波紋底 土鍋遠赤 口絞り構造 洗米OK 厚さ約5mm シラスバルーン |
内ぶた | ボールレスフラット内ぶた マグネット式着脱内蓋 | ボールレスフラット内ぶた マグネット式着脱内蓋 |
炊き分け | 食感炊き分け5段階 70種類銘柄炊き分け コシヒカリ産地炊き 新米誉れ炊き | 食感炊き分け5段階 70種類銘柄炊き分け コシヒカリ産地炊き 新米誉れ炊き |
炊飯メニュー | エコ炊き 白米(火加減3段階) 無洗米 一合炊き(火加減3段階) 早炊き 炊込み・白米(火加減3段階) 炊込み・一合(火加減3段階) 炊込み・麦 炊込み・雑穀 炊込み・玄米 おかゆ 玄米 雑穀 麦めし押麦 麦めしもち麦 おこわ | エコ炊き 白米(火加減3段階) 白米(おにぎり) 白米(低温給水) 無洗米 一合炊き(火加減3段階) 銘柄炊き 早炊き 炊込み・白米(火加減3段階) 炊込み・一合(火加減3段階) 炊込み・麦 炊込み・雑穀 炊込み・玄米 おかゆ 玄米 雑穀 麦めし おこわ |
保温 | 24時間保温 おひつ保温 保温選択 | 24時間保温 おひつ保温 保温選択 |
スマホ連携 | 銘柄米炊飯プログラム 銘柄米ソムリエ 遠隔操作 見守り機能 | – |
便利機能 | 8音4段階音量切替 予約給水タイマー 炊きあがり予約タイマー(3メモリ) 保温時間経過表示 エモーショナルランプ フックボタン金属 | 8音4段階音量切替 予約給水タイマー 炊きあがり予約タイマー(3メモリ) 保温時間経過表示 エモーショナルランプ フックボタン金属 |
お手入れ | 毎日のお手入れ2点 圧力クリーニングコース ステンレスフレーム 内ぶた食器洗い乾燥機対応 | 毎日のお手入れ2点 圧力クリーニングコース ステンレスフレーム 内ぶた食器洗い乾燥機対応 |
パネル | 大型ホワイト バックライト液晶 (タッチパネル) | 大型ホワイト バックライト液晶 (タッチパネル) |
定格消費電力 | 1080W | 1080W |
消費電力量 | 1回:156Wh 保温:16.8Wh 年間:83.0kWh | 1回:156Wh 保温:16.7Wh 年間:83.0kWh |
サイズ | 幅28.2×奥36.6×高21.9cm | 幅28.2×奥36.6×高21.9cm |
蓋開き高さ | 48.2cm | 48.2cm |
重量 | 7.4kg | 7.4kg |
付属品 | 自立式抗菌加工しゃもじ 専用中ぶた | 自立式しゃもじ 専用中ぶた |
保証 | 内なべ割れ コーティング保証5年 | 内なべ割れ コーティング保証5年 |
カラー | KT:コスモブラック WT:ムーンホワイト | KS:ストーンブラック WS:ミストホワイト |
発売日 | 2024年6月21日 | 2025年6月21日 |
生産国 | 日本製 | 日本製 |
価格※2 | 147,000円ぐらい | 154,000円ぐらい |
※1) 従来品と比べて遠赤効果がアップ
※2) 2025年5月20日時点
旧型JRX-G100から新型JRX-S100になって、『匠火センサー』を使ったより繊細な炊飯になりました。
また料亭でも採用される『極・低温吸水メニュー』が加わったのも印象的。
ただし『スマートフォン連携』は無くなりました。
- 新型JRX-S100には匠火センサーが搭載された
- 新型JRX-S100には白米(おにぎり)が追加された
- 新型JRX-S100には白米(低温給水)が追加された
- 新型JRX-S100では保温時消費電力が0.1Whほど下がった
- 旧型JRX-G100は麦めし押麦・麦めしもち麦があった
- 旧型JRX-G100は銘柄米炊飯プログラムあり
- 旧型JRX-G100は銘柄米ソムリエあり
- 旧型JRX-G100は遠隔操作できる
- 旧型JRX-G100は見守り機能あり
- 旧型JRX-G100は自立式抗菌加工しゃもじ採用
旧型JRX-G100はスマホアプリから使える機能も多かったんです。
それでは1つ1つ細かくみていきます。
スマホ連携は人気なかったんですかねぇ。

新型JRX-S100には匠火センサーが搭載された

JRX-G100:連続ノンストップ加熱
JRX-S100:匠火センサー
新型JRX-S100になって、『匠火センサー』が搭載されました。
『匠火センサー』は検知面を土鍋に近づけることで、精度が約1.8倍も高くなってます。
お米の量や水の温度を正確に感じとり、そこに職人がいるような繊細な火加減をおこないます。
気温や湿度などが違っても、料亭のようなご飯を炊き上げてくれるそうですよ。
その代わりなのか旧型JRX-G100にあった『連続ノンストップ加熱』は無くなりました。
この機能は圧力をかける時間を伸ばして高温をキープするもの。
ただ普通に考えますと、より美味しく炊けるようになったから不要になったのかなと思います。
新型JRX-S100には白米(おにぎり)が追加された

JRX-G100:ー
JRX-S100:白米(おにぎり)
新型JRX-S100には、おにぎりに最適なメニューが追加されました。
白米(おにぎり)メニューはアルファ化しやすくし、冷めてももっちり甘いご飯を炊き上げます。
比べると標準で炊いたご白米より、もっちり感で14%、嚙み応えで4%UPしたそうです。
さらに素早く炊くことで土鍋で炊いたような粒感と、口の中でほどけるような食感になったのだとか。
新型JRX-S100には白米(低温給水)が追加された

JRX-G100:ー
JRX-S100:白米(低温給水)
新型JRX-S100には、極・低温吸水メニューが用意されました。
このメニューはミシュラン取得の料亭の炊き方を参考にした、プロ推薦の炊き方です。
それだけに手間も掛かるのですが、まずお米を冷蔵庫にいれて6時間ほど吸水させるところからスタート。
お米は低温でゆっくり吸水させると、甘みと食感が損なわれにくいのだとか。
そして低温から一気に炊きあげるのがポイント。
標準的なメニューと比べてご飯の甘みが約26%UPだそうです。
新型JRX-S100では保温時消費電力が0.1Whほど下がった
JRX-G100:保温時消費電力16.8Wh
JRX-S100:保温時消費電力16.7Wh
新型JRX-S100は保温時の1時間あたりの消費電力が0.1Whほど下がりました。
ただ0.1Whなので気にしなくても良いですね。
ここからは旧型JRX-G100が優れている点
旧型JRX-G100は麦めし押麦・麦めしもち麦があった

JRX-G100:麦めし押麦・麦めしもち麦
JRX-S100:麦めし
旧型JRX-S100では『麦めし押麦』と『麦めしもち麦』メニューがありました。
新型JRX-S100では『麦めし』に統一されてます。
個人的にもち麦をよく入れるので、どちらかというと別れている方が嬉しいですけどね。
旧型JRX-G100は銘柄米炊飯プログラムあり

JRX-G100:スマホ連携、銘柄米炊飯プログラム
JRX-S100:-
旧型JRX-S100はスマートフォン連携があったため、『銘柄米炊飯プログラム』という機能が使えました。
これはその年や季節にあわせてアップデートされた炊飯プログラムを、スマホから指定できるというもの。
登録されている銘柄だけでなく、新たに追加されたりもします。
旧型JRX-G100は銘柄米ソムリエあり

JRX-G100:スマホ連携、銘柄米ソムリエ
JRX-S100:-
旧型JRX-S100ではスマートフォン連携で、『銘柄米ソムリエ』という機能も使えました。
『銘柄米ソムリエ』では自分の好みに沿った銘柄を探すことができます。
旧型JRX-G100は遠隔操作できる

JRX-G100:スマホ連携、遠隔操作
JRX-S100:-
旧型JRX-S100ではスマートフォン連携により、遠隔で操作ができました。
炊飯時間を変更したりできます。
旧型JRX-G100は見守り機能あり

JRX-G100:スマホ連携、見守り機能
JRX-S100:-
旧型JRX-S100ではスマートフォン連携により、離れて暮らしている家族を見守ることができます。
家族の炊飯状況やお米の残量などが分かりますよ。
旧型JRX-G100は自立式抗菌加工しゃもじあり

JRX-G100:自立式抗菌加工しゃもじ
JRX-S100:自立式しゃもじ
旧型JRX-S100では、自立式しゃもじが菌加加工でした。
そんなに重要なところではないけど、抗菌の方がよかったですよね。
以上が違いとなります。

土鍋ご泡火炊きJRX-G100とJRX-S100はどちらがオススメ?
タイガーの土鍋圧力IHジャー炊飯器JRX-G100とJRX-S100は、どちらがオススメかまとめています。
旧型JRX-G100がオススメの人
- すこし安く買いたい
- 麦めし押麦・麦めしもち麦をよく食べる
- 遠隔操作を使いたい
- 見守りのため家族へプレゼントした
旧型JRX-G100の方が、今のところすこし価格が落ちてます。
時間と共にもっと安くなっていくと思いますけどね。
またスマートフォン連携ができるのはこちらだけ。
遠隔操作で炊飯予約ができたり、家族への見守りとしても利用できます。
炊飯面に関しては、どれぐらい美味しさが違うのかはちょっと分かりませんね。
ただ型落ちといっても最上位のフラグシップモデルなので、十分美味しく炊けるのは間違いありません。
お値段次第なところもありますが、安くなったところで旧型JRX-G100を狙うのも良いですよね。
スマホ連携できる旧型
さらにもう1つ前のJRX-T100とも比較してます。
JRX-T100はかなりお得になっているので、価格面では狙い目だと思いますよ。
新型JRX-S100がオススメの人
- すこしでも美味しく炊き上げたい
- おにぎりを作ることが多い
- 料亭の炊き方を試したい
新型JRX-S100の方が、たぶん美味しく炊けるのだと思います。
最新の『匠火センサー』による調整は、まるでプロの料理人のような火加減。
そして料亭の炊き方である、低温吸水からの高温で究極のご飯を。
約26%UPしたご飯の甘みは、それだけで贅沢品ですね。
また「おにぎり」として炊いたご飯は、もっちり感14%・嚙み応え4%UP。
美味しい「おにぎり」を頬張るのって、何より幸せですよね。
ご飯好きとしては、やはり新型JRX-S100の方に惹かれると思います。
炊飯性能UPの新型
まとめ:タイガーのJRX-G100とJRX-S100はどっち?
タイガー魔法瓶の土鍋圧力IHジャー炊飯器の旧型JRX-G100と、新型JRX-S100を比べました。
スマホ連携できるのは旧型JRX-G100だけなので、機能を考えてこちらを選ぶのも良さそうです。
ですが最高に美味しく炊きあげたいなら、やはり新型JRX-S100が魅力的。
料亭で食べるのような土鍋ご飯を、毎日食べることができたら最高です。
ただの塩むすびでも、最高に美味しそうな予感がしちゃいますね。

土鍋ご泡火炊きなら毎日幸せ!
炊飯性能UPの新型
スマホ連携できる旧型