日立のかるパックの特長と新旧比較!紙パック式キャニスター掃除機のオススメ型番は?

6 min

日立の紙パック式キャニスター掃除機『かるパック』は4タイプあるので、どれが良いか迷いますね。

それぞれの特長と新旧の差をまとめました。

『かるパック』のベストチョイスがみえてくると思いますよ。

どの『かるパック』がオススメ?

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日立の紙パック式掃除機『かるパック』の特長を比較!

『かるパック』の注目すべき性能について表にまとめました。

個人的にあまり重要ではないかなと思った機能は載せてません。

もっと詳しく機能の比較をしたい場合は、公式サイトのこのページが参考になりますよ。

※性能的に優れているところを赤文字にしてます

CV-KP900MCV-KP300MCV-KP90LCV-KV70L
吸引仕事率
50-330W120-630W100-620W100-600W
サイズ:長×幅×高
33.9×
20.7×
20.3cm
35.1×
23.6×
20.2cm
35.1×
23.6×
20.2cm
35.1×
23.6×
20.2cm
ボディ重量
(全体重量※1)
2.3kg
(3.6kg)
2.9kg
(4.4kg)
2.7kg
(4.4kg)
2.7kg
(4.1kg)
ecoこれっきり運転※2
アイドリング&
ストップ機能※3
ヘッド機能
幅23cm
ごみくっきりライト
自走機能
クルッとヘッド
ペタリンコ構造
ワンタッチ着脱
からまんブラシ
幅23cm
白色LEDライト
自走機能
クルッとヘッド
ペタリンコ構造
ワンタッチ着脱
からまんブラシ
幅26cm
自走機能
クルッとヘッド
ペタリンコ構造
ワンタッチ着脱
かるふきブラシ
幅25cm
クルッとヘッド
ペタリンコ構造
ワンタッチ着脱
0.3μm以上の捕集率
99.999%約99%
使いやすさ
ラクかるホース
パワー長持ち流路
付属品
パッとブラシ
ほうきブラシ
パッとブラシパッとブラシ
価格 ※4
約34,000円約29,000円約28,000円約15,000円
※日立『かるパック』の比較

※1: 本体・ホース・パイプ・ヘッドの合計質量
※2: センサーが床や操作を感知してパワーを自動コントロールする機能
※3: ヘッドを動かさないでいるとパワー制御して止まる機能
※4: 2024年11月
11日時点

CV-KP900Mが機能面で最もリッチです。

でも吸引仕事率だけは、なぜか他の掃除機の半分ぐらい。

それでも実は問題ないケースが多いんですよ・・・これについては後ほど詳しく解説します。

もし吸引力の強いものが良ければCV-KP300M、CV-KP90L、CV-KV70Lを選びましょう。

CV-KP300Mは吸引力もあるし、機能面でもとても充実してます。

CV-KP300MとCV-KP900Mの詳しい違いは↓

CV-KP900Mから順に細かくみていきます。

CV-KP900Mの特長と新旧の性能差まとめ

CV-KP900Mの注目の特長
  • 最軽量の本体2.3kg(全体では3.6kg)
  • アイドリングストップ機能で省エネ運転
  • ごみくっきりライト(7灯)で一番明るく照らす
  • ヘッドは自走式でらくらく
  • からまんブラシは髪が絡みにくく菌を拭き取る
  • 0.3μ以上の塵を99.999%キャッチ
  • ラクかるホースは細くて軽く取り回しやすい
  • パワー長もち流路で紙パックが膨れてもパワフル
  • パッとブラシで机の上など素早くお掃除できる
  • ほうきブラシで引き出しやサッシの溝も簡単

CV-KP900Mは優れた特長がとても多い掃除機です。

特に『ごみくっきりライト(7灯)』『0.3μ以上の塵を99.999%』『ラクかるホース』「パワー長もち流路』『ほうきブラシ』は他にはない機能。

また全体で3.6kgと軽量なので、掃除機を手に持ってお掃除することがあるならベストだと思います。

CV-KP900Mの気になるポイント

CV-KP900Mの気になるポイント
  • 吸引仕事率が最大でも330Wしかない

CV-KP900Mについて唯一気になるのが吸引仕事率です。

最大でも330Wと他と比べて半分ぐらい。ですが実際にはそこまで問題にならないケースが多いと思います。

というのもうちでも『かるパック』を使っているのですが、強モード(600W以上)を使うことってまずありません。

強モードってホント吸い込み強すぎて逆に心配になるレベル

例えばエアコンのフィルターを吸えば歪みそうだし、畳だとヘバリ付きすぎて畳が切れてしまいそう。

強力すぎるので日常シーンではあまり使いません。ですので普通のお掃除ならCV-KP900Mで恐らく充分です。

CV-KP900Mの新旧の性能比較

新型CV-KP900Mと旧型CV-KP900Lの主な違いはブラシの『2アングル形状』です。

これは駆動力に関するものなので、ハッキリいって大きな影響はありません。

CV-KP900L→CV-KP900Mで変わったこと
  • 回転ブラシが『2アングル形状』になった
  • 騒音の最大値が2dB増えた
  • 吸引仕事率の最大値が10Wほど減った

もっと詳しい違いは以下の記事にまとめてます。

あまり大きな違いのない新型CV-KP900Mと旧型CV-KP900Lは、お値段次第で選ぶと良いのかなと思います。

新型CV-KP900M

旧型CV-KP900L

CV-KP300Mの特長と新旧の性能差まとめ

CV-KP300Mの注目の特長
  • 吸引仕事率が630Wと最も大きい
  • アイドリングストップ機能で省エネ運転
  • 白色LEDライトでゴミがよく見える
  • ヘッドは自走式でらくらく
  • からまんブラシは髪が絡みにくく菌を拭き取る
  • 0.3μ以上の塵を99%キャッチ
  • パッとブラシで机の上など素早くお掃除できる

CV-KP300Mは吸引仕事率が最も大きい掃除機です。

さらにKP900Mほどではありませんが、『白色LEDライト』『0.3μ以上の塵を99%捕集』など機能も充実。

吸引力と機能性を両立しているのがCV-KP300Mです。

CV-KP300Mの気になるポイント

CV-KP300Mの気になるポイント
  • ボディ部が2.9kg(全体4.4kg)と最も重い

CV-KP300Mの気になるポイントは重量です。

ボディ部が2.9kg(全体4.4kg)あるのは、ちょっと気になりますね。

掃除機を持ち運んだり、手で持ったままお掃除することがあるなら重いかもしれません。

最軽量のCV-KP900Mはボディ部が2.3kg(全体3.6kg)なので、比べると600gも差があります。

CV-KP300MとCV-KP900Mの詳しい違い

CV-KP300Mの新旧の性能比較

新型CV-KP300Mと旧型CV-KP300Lの主な違いはブラシの『2アングル形状』です。

これはヘッドの駆動がよくなる機能ですので、そんなに重要ではありません。

CV-KP300L→CV-KP300Mで変わったこと
  • 回転ブラシが『2アングル形状』になった
  • 騒音が1dBほど大きくなった

詳しくは以下の記事にまとめています。

新型CV-KP300Mと旧型CV-KP300Lに大きな差はないので、そのときお得な方を選ぶと良さそうです。

新型CV-KP300M

旧型CV-KP300L

CV-KP90Lの特長と新旧の性能差まとめ

CV-KP90Lの注目の特長
  • 吸引仕事率が620Wと2番目に大きい
  • ヘッドが自走式でらくらく

CV-KP90Lは吸引仕事率が2番目に大きい掃除機です。

2番目といっても620Wあるので、CV-KP300Lの630Wと比べてもほとんど差がありません。

このクリーナーは吸引力と自走式だけを重視する人に向いてます。

ちなみにCV-KV70Lは自走式ではないので、この点が大きく違ってますよ。

CV-KP90LとCV-KV70Lの詳しい比較

CV-KP90Lの気になるポイント

CV-KP90Lの気になるポイント
  • ボディ部が2.7kg(全体4.4kg)と重い
  • ヘッドにライトが付いてない

CV-KP90Lの気になるポイントは、CV-KP300Lと同じく重量です。

ボディ部が2.7kg(全体4.4kg)あるのは、気になりますね。

またヘッドにライトが無いので、ゴミを発見しにくいです。

CV-KP90Lの新旧の性能比較

新型CV-KP90Lと旧型CV-KP90Kの1番の違いは『抗菌グリップハンドル』です。

他にもわずかに違いがあります。

CV-KP90K→CV-KP90Lで変わったこと
  • 抗菌グリップハンドルになった
  • 最大消費電力がわずか10W増えた
  • 騒音が1dBほど増えた

さらに詳しい情報は以下の記事でまとめてます。

新旧の違いはほとんどありませんので、お値段をみて選ぶと良いかなと思います。

新型CV-KP90L

旧型CV-KP90K

CV-KV70Lの特長と新旧の性能差まとめ

CV-KV70Lの注目の特長
  • 吸引仕事率は600Wと十分大きい
  • エントリーモデルなので買いやすい

CV-KV70Lは『かるパック』のエントリーモデルになるので、買い求めやすい価格になってます。

また吸引仕事率は600Wと十分あるのも特長。

初めて『かるパック』を試すならピッタリだと思います。

CV-KV70Lの気になるポイント

CV-KV70Lの気になるポイント
  • ヘッドが自走式ではない
  • ヘッドにライトがない
  • 機能的には最低限となっている

CV-KV70Lは唯一ヘッドが自走式ではありません。

エアー駆動なのですがそれでもブラシはよく回転するし、慣れれば自走しなくても不便はありません。

また機能が絞られている分お得になっているので、そこはデメリットではあるけどメリットにも繋がってます。

CV-KV70Lの新旧の性能比較

新型CV-KV70Lと旧型CV-KV70Kの違いは、ほとんどありません。

ほんのわずか最大消費電力と騒音が違うだけなので、無視できる差です。

CV-KV70K→CV-KV70Lで変わったこと
  • 最大消費電力が10Wほど増えた
  • 騒音が1dBほど増えた

さらに詳しい情報は以下の記事にまとめてます。

新旧の差はほとんどありませんので、お値段的に買いやすい方で良い気がします。

新型CV-KV70L

旧型CV-KV70K

まとめ:『かるパック』は目的別で選ぶのがオススメ

日立の紙パック式キャニスター掃除機『かるパック』の4タイプと、それぞれの型落ち品を比較しました。

『かるパック』のお値段はだいぶ落ちてるので、価格よりも性能を優先して選べそうですね。

CV-KP900Mはふつうのお掃除を一番快適にできるけど、吸引仕事率の最大値が半分ぐらいです。

CV-KP300Mは吸引仕事率と機能性が両立していてバランスが良いです。

CV-KP90Lは吸引仕事率と自走式の2点を押さえたい場合。

CV-KV70Lは吸引仕事率はあるけど機能は最低限となってます。

ちなみにCV-KP900M(旧型CV-KP900L含む)とCV-KP300M(旧型CV-KP300M含む)は比較的人気があります。

この2つを徹底的に比較した記事もあるので、よければ読んでみてください。

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