東芝から真空圧力IHジャー炊飯器の新モデルRC-10ZWWが発売されます。
でもこの『炎匠炊き』シリーズには、RC-10ZWVという旧モデルもあります。
新モデルのRC-10ZWWは、旧モデルのRC-10ZWVと比べて何が違うのでしょうか？
また買うならどちらがオススメなのかまとめています。
新しい「極匠」コースが気になります！
新モデル
旧モデル
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目次
東芝の炊飯器RC-10ZWVとRC-10ZWWの違い
※性能を比べてみて優れている方を赤文字にしています。
| 旧モデル RC-10ZWV | 新モデル RC-10ZWW | |
|---|---|---|
| 炊き技 | 炎匠炊き | 炎匠炊き |
| 炊飯機能 | 大火力と熱対流 真空ひたし | 匠の追い炊き 真空ひたし |
| 炊飯容量 | 5.5合 | 5.5合 |
| 内釜 | 備長炭かまど丸釜 備長炭入り遠赤外線コート ダイヤモンドチタンコート 釜底WAVE:14本 釜底厚さ:7mm | 備長炭かまど丸釜 備長炭入り遠赤外線コート ダイヤモンドチタンコート 釜底WAVE:14本 釜底厚さ:7mm |
| 圧力 | 真空 0.5〜 1.2気圧 | 真空 ※1 1.2気圧 |
| 炊飯コース | かまど名人(5通) 甘み炊き(3通) ねらい炊き(3通) 銘柄(66種) そくうま／早炊き エコ炊飯 おかゆ 炊込み 少量 お弁当 冷凍ごはん 白米玄米混合(3通) (玄米)かまど名人 (玄米)おかゆ (玄米)そくうま 麦ご飯 雑穀米 | 極匠 匠炊き(5通) 銘柄(68種) そくうま エコ炊飯 おかゆ 炊込み 少量 お弁当 冷凍ごはん 白米玄米混合(3通) (玄米)匠炊き (玄米)おかゆ (玄米)そくうま 麦ご飯 雑穀米 |
| スマホ連携 | ー | IoLIFE |
| 便利機能 | 予約メモリー数:4 ひたしプラス ブザーお知らせ | 予約メモリー数:4 ひたしプラス ブザーお知らせ |
| 衛生面 | お手入れ点数:3 ステンレスクリーンフレーム フックボタン(抗菌) 煮沸クリーニング | お手入れ点数:3 ステンレスクリーンフレーム フックボタン(抗菌) 煮沸クリーニング |
| パネル | 4.3インチカラー タッチ液晶 | 4.3インチカラー タッチ液晶 |
| 消費電力 | 1420W | 1420W |
| 消費電力量 (炊飯1回) | かまど名人：192.1Wh エコ炊飯：182.9Wh | 匠炊き：184.1Wh エコ炊飯：178Wh |
| サイズ | 幅253×奥328×高246mm ふた開時:高441mm | 幅303×奥392×高292mm ふた開時:高441mm |
| 本体重量 | 約6.3kg | 約6.3kg |
| コード長 | 1m | 1m |
| カラー | グランブラック グランホワイト | グランブラック グランホワイト |
| 付属品 | しゃもじ 計量カップ | しゃもじ 計量カップ |
| 内釜保証 | 5年 | 5年 |
| 保証期間 | 1年 | 1年 |
| 発売日 | 2023年6月 | 2024年6月 |
| 価格※3 | 66,000円ぐらい | 148,000円ぐらい |
※1：特に記載がなかったので旧モデルと同等の0.5〜だと思います
※2：2024年4月12日時点
旧モデルRC-10ZWVから新モデルRC-10ZWWになって大きく変わったのは、「匠の追い炊き」という炊き上げ方になったのと、スマホ連携になったところ。
- 「匠の追い炊き」に進化した
- 一部の炊飯コースが変わった
- スマホ連携が追加された
- 消費電力量が微減した
- サイズが一回り大きくなった
変更点について詳しくみていきます。
炊き上げ方が進化したのは大きいですよね。
「匠の追い炊き」に進化した
RC-10ZWV：大火力と熱対流
RC-10ZWW：匠の追い炊き
新モデルRC-10ZWWでは、「匠の追い炊き」という方法が採用されてます。
大火力と熱対流は従来どおりで、今までと大きく違うのは沸騰後に圧力を変えながら加熱することで大きな対流を作るところ。
圧力をコントロールするこの機能で、ふっくら粒立ちしたご飯に炊きあがるそうですよ。
公式動画の方で、より視覚的に「匠の追い炊き」が解説されてます。
動を見ているだけで、美味しい白米のニオイがしてきそうでした。
一部の炊飯コースが変わった
RC-10ZWV：かまど名人(5通)、甘み炊き(3通)、ねらい炊き(3通)、銘柄(66種)
RC-10ZWW：極匠、匠炊き(5通)、銘柄(68種)
新モデルRC-10ZWWになって、炊飯コースも変わりました。
まず「匠の追い炊き」により、「極匠（ごくじょう）」コースが加わりました。その食感を変えたい場合の「匠炊き(5通)」コースも用意されてます。
また対応している銘柄も、66→68種類に増えました。
一方で旧モデルRC-10ZWWにあった「甘み炊き」「ねらい炊き」は無くなりました。
「甘み炊き」は炊飯時間を長くとって甘みを引きだす炊き方、「ねらい炊き」は炊飯時間を自由に調整できる炊き方です。
スマホ連携が追加された
RC-10ZWV：ー
RC-10ZWW：IoLIFE
新モデルRC-10ZWWになって、スマートフォンからイジれるようなりました。
東芝の「IoLIFE」というアプリを通して以下のような操作が行なえます。
- 炊飯コースのお気に入り
- 炊飯のスケジューリング
- 炊飯コースの解説
- 炊飯状況の確認
- 他IoLIFE製品との連携
- 炊飯後のほぐし忘れなど通知
- 地域ごとの水硬度の設定
- 安心サポート
これにより離れた親族の見守りにも使えたり、お米の残りを通知したりもできます。
スマートフォン連携でますます便利になりますね。
消費電力量が微減した
RC-10ZWV：かまど名人192.1Wh、エコ炊飯182.9Wh
RC-10ZWW：匠炊き184.1Wh、エコ炊飯178Wh
新モデルRC-10ZWWでは、炊飯時の商品電力量がわずかに少なくなりました。
ただし電気代って1kWh=27円ぐらいなので、1ヶ月使ってもその差は10円もない感じですね。
これは無視できる程度の差だと思います。
サイズが1回り大きくなった
RC-10ZWV：幅253×奥328×高246mm
RC-10ZWW：幅303×奥392×高292mm
新モデルRC-10ZWWは、サイズが1周り大きくなりました。
幅も奥も高さも、それぞれ5cmぐらい違うんですよね。
比べてみると旧モデルRC-10ZWVの方がコンパクトです。
以上が違いでした。
東芝のRC-10ZWVとRC-10ZWWはどちらがオススメ？
東芝のRC-10ZWVとRC-10ZWWはどちらがオススメか、まとめています。
旧モデルRC-10ZWVがオススメの人
- 価格重視
- コンパクトな方が良い
- 甘み炊き、ねらい炊きが使いたい
旧モデルの方が優れているのは、やっぱりお値段です。
性能面ではすこし劣りますが、それを差し引いても圧倒的なコストパフォーマンス。
旧モデルにしかない「甘み炊き」「ねらい炊き」というコースもありますし。
ほんの1代前のフラグシップモデルですから、十分な期待ができます。
またコンパクトなので、サイズ感でこちらを選ぶのもありかと。
安くなったタイミングでRC-10ZWVを狙うのは、良い買い物ですよね。
お買い得な旧モデル
新モデルRC-10ZWWがオススメの人
- すこしで美味しいご飯が食べたい
- スマホ連携が便利そう
新モデルの方が、白米が美味しそうですよね。
白米の美味しさが何より優先するのであれば、きっとこっちのモデルがベストです。
またスマホ連携でより、今までになり利用の仕方が可能になりました。
スマホから炊飯のリスケができたり、通知を貰えたりするのは便利そうです。
また「親族の見守り」にも使えるので、離れた親がいる人にとっては嬉しい機能ですよね。
価格的にOKなら、新モデルRC-10ZWWの方が魅力的なのは間違いありません。
性能UPの新モデル
まとめ：東芝の炎匠炊きで至高の銀シャリを！
東芝の真空圧力IHジャー炊飯器『炎匠炊き』の新モデルRC-10ZWWと、旧モデルRC-10ZWVを比べました。
新モデルの大きな改良点は、炊き上げのパワーアップとスマホ連携です。
新しい「極匠」コースによる白米は、どれだけ美味しいんでしょうかね。
お値段的に問題ないなら、誰もが新モデルRC-10ZWWを試したいはずです。
でもコスパを考えれば、旧モデルRC-10ZWVの方がずっと有利。
お値段をとるか、極めたご飯をとるか・・・難しいところですね。
できれば至高の白飯を味わってみたい！(*^_^*)
性能UPの新モデル
お買い得な旧モデル
また旧モデルRC-10ZWVを検討されているなら、同じ価格帯である上位モデルRC-10MGWをチェックしてみても良いのではと思います。
RC-10MGWについては以下の記事で比較してますよ。
