おどり炊きSR-N510DとSR-N310Dの違いは?どっちの可変圧力ジャーがオススメ?

6 min

パナソニックの可変圧力IHジャー炊飯器『おどり炊き』のSR-N510DとSR-N310Dを比較してます。

どちらも同じ『おどり炊き』ですが、グレードが違います。

  • ハイグレードモデル:SR-N510D
  • ベーシックモデル:SR-N310D

SR-N510DとSR-N310Dは何が違って、どっちがオススメなのかまとめました。

実はかなり違いがある?

ハイグレードモデル

ベーシックモデル

AmazonスマイルSALE開催中!

AmazonスマイルSALE

AmazonスマイルSALEでセール価格×ポイント最大8%UP

日立、東芝、三菱、パナソニック、シャープ、タイガー、象印などブランド家電がセール対象です。

家電商品は+3.5%ポイントUP中なのでチャンス♪

最大8%ポイントUPにエントリー↓/

おどり炊きSR-N310DとSR-N510Dを比較

※性能を比べてみて優れている方を赤文字にしています。

ベーシック
SR-N310D
パナソニック SR-N310D
ハイグレード
SR-N510D
パナソニック SR-N510D
炊飯容量0.5~5.5合0.5~5.5合
炊き方おどり炊き
(急減圧バルブ)
おどり炊き
(急減圧バルブ)
加熱方式大火力包み加熱(蓋・胴はヒーター)
加圧追い炊き
ふた加熱板
大火力包み加熱(全面IH)
加圧追い炊き
ふた加熱板
内釜備長炭釜
備長炭ハードコート
約1.6mm
ダイヤモンド竃釜
遠赤ダイヤモンドハードコート

底面ディンプル:3列
釜厚:2.2mm
内ぶたワンタッチふた加熱板ワンタッチふた加熱板
炊飯メニュー白米・無洗米
(エコ炊飯
ふつう
かため
やわらか
もちもち
高速
少量
炊込み
おかゆ)
雑穀米
玄米
白米・無洗米
(エコ炊飯
ふつう
かため
やわらか
もちもち
高速
冷凍用
少量
炊込み
すし・カレー
おかゆ)
雑穀米
玄米
ロウカット玄米
麦ごはん
美味しさ浸し米炊飯
旨み熟成浸水
浸し米炊飯
うまみ循環タンク
旨み熟成浸水
保温うるおい保温(24時間)
保温経過時間表示
あつあつ再加熱
うるおい保温(24時間)
保温経過時間表示
あつあつ再加熱
便利機能りれき呼び出し機能
炊飯残時間表示
予約タイマー(2メモリ)
静音化設計
りれき呼び出し機能
炊飯残時間表示
予約タイマー(2メモリ)
静音化設計
清掃2点(内釜/ふた加熱板)
ワンタッチふた加熱板(食洗機対応)
ステンレスクリアフレーム
圧力お手入れ機能
3点(内釜/ふた加熱板/蒸気ふた)
ワンタッチふた加熱板(食洗機対応)
フラット天面パネル
ステンレスクリアフレーム
圧力お手入れ機能(時短)
操作グレー液晶
押しボタン
グレー大型液晶
押しボタン
定格消費電力1120W1200W
1回消費電力量158Wh※3176Wh※3
年間消費電力量86.0kWh83.4kWh
保温消費電力量18.6Wh13.4Wh
サイズ幅24×奥37.7×高22.4cm
蓋開け高さ43.1cm
幅24.7×奥33.3×高23.7cm
蓋開け高さ47cm
重量約5.4kg約6.3kg
付属品立つしゃもじ
計量カップ
立つしゃもじ
計量カップ
保証本体1年
内釜コート3年
本体1年
内釜コート3年
カラー-W:ホワイト
-K:ブラック
-W:ホワイト
-K:ブラック
発売日2025年6月1日2025年6月1日
価格※434,000円45,000円
※おどり炊きSR-N310DとSR-N510Dの違い

※1:エコ炊飯のとき
※2:2025年4月18日時点

ベーシックモデルSR-N310DとハイグレードモデルSR-N510Dの主な違いは、『大火力包み加熱』の温め方と内釜です。

それ以外にもいくつか違いがありますよ。

SR-N310DとSR-N510Dの違い
  • SR-N510Dの方が加熱方式がよい
  • SR-N510Dの方が内釜がよい
  • SR-N510Dの方は『うまみ循環タンク』あり
  • SR-N510Dの方が炊飯メニューが多い
  • SR-N510Dの方は『フラット天面パネル』
  • SR-N510Dの方は『グレー大型液晶』
  • SR-N510Dの方が消費電力量はわずかに少ない
  • SR-N310Dの方は清掃パーツ数が少ない
  • SR-N310Dの方が軽量

それでは気になった部分について詳しくみていきます。

炊飯性能にそんなに違わない?

SR-N510Dの加熱の方がよい

パナソニック SR-N510D 大火力包み加熱
パナソニック SR-N510D 大火力包み加熱

SR-N310D:大火力包み加熱(蓋・胴はヒーター)
SR-N510D:大火力包み加熱(全面IH)

2つのモデルはどちらも同じ『大火力包み加熱』なのですが、加熱の仕方がすこし違います。

ハイグレードモデルSR-N510Dは全面IH

ところがベーシックモデルSR-N310Dでは底・底即面はIHなのですが、ふた・胴はヒーターになってます。

パナソニック SR-N310D 大火力包み加熱
パナソニック SR-N310D 大火力包み加熱

IHとヒーターによる加熱は、わりと違いがあるんですよ。

IHヒーター
加熱方式電磁誘導により内釜が加熱する電熱線(ニクロム線)が発熱する
熱効率非常に高い低い
火力調節細かく調節可能やや粗い
※IHとヒーターの一般的な違い

要するにIHは内釜そのものが発熱しますが、ヒーターは電熱線などを通して内釜を熱します。

ですのでIHの方が熱効率も良いし、火力調整もしやすいわけです。

なんとなくですが全面IHの方が、美味しくご飯を炊けそうですよね。

SR-N510Dの方が内釜がよい

パナソニック SR-N510D  ダイヤモンド竈釜
パナソニック SR-N510D ダイヤモンド竈釜

SR-N310D:備長炭釜、備長炭ハードコート、約1.6mm
SR-N510D:ダイヤモンド竃釜、遠赤ダイヤモンドハードコート、底面ディンプル:3列、釜厚:2.2mm

ハイグレードモデルSR-N510Dの内釜は、HIと相性のよいステンレス・熱伝導のよいアルミ・断熱性の中空セラミックスの多重構造になってます。

そして最も内側のコーティングには、遠赤効果のあるダイヤモンドフッ素。

このダイヤモンドコートから生まれる小さい泡と、鍋底に3列あるディンプル(くぼみ)によって生まれる大きな泡により熱の循環が促されます。

パナソニック SR-N310D  備長炭釜
パナソニック SR-N310D 備長炭釜

いっぽうでベーシックモデルSR-N310Dの内釜は備長炭入りのコーティングで、軽く丈夫で扱いやすいのが便利。

また備長炭による遠赤により、お米の芯まで熱がしっかり伝わります。

このようにハイグレードモデルもベーシックモデルも優れた特徴をもつ内釜ですが、もう1つ押さえておきたいのが釜の厚みによる違い。

内釜が厚いほど温度を高く維持でき、熱が均一に伝わります。これによりお米の甘みを引き出し、炊きムラが少なくふっくらとした炊き上がりになります。

この2つの内釜を比べてみると、やはりハイグレードモデルの『ダイヤモンド竃釜』の方が美味しく炊けそうですよね。

SR-N510Dの方は『うまみ循環タンク』あり

パナソニック SR-N510D
パナソニック SR-N510D

SR-N310D:-
SR-N510D:うまみ循環タンク

ハイグレードモデルSR-N510Dには『うまみ循環タンク(※)』が備え付けられてます。

※SR-N510Dの蒸気が噴き出る部分のパーツのことで、簡単に取り外せます。

この『うまみ循環タンク』は10年以上前から存在していて、ある意味で『おどり炊き』の特徴ともいえるもの。

そのわりにSR-N310Dには採用されてませんけどね。^^;

炊飯時にこのタンク(蒸気のでる部分)にお米の旨み成分であるおねばを溜め、蒸らすときにスチームで内釜に還元して旨みを増します。

『うまみ循環タンク』はお掃除の手間もありますが、美味しくするためなので仕方ありません。

SR-N510Dの方が炊飯メニューが多い

パナソニック SR-N510D 冷凍用コース
※パナソニック SR-N510D 冷凍用コース

SR-N310D:白米・無洗米
SR-N510D:白米・無洗米(冷凍用、すし・カレー)、ロウカット玄米、麦ごはん

ハイグレードモデルSR-N510Dでは、炊飯メニューの種類がすこし多くなってます。

まず白米・無洗米を炊くときのメニューとして、『冷凍用』と『すし・カレー』が選べます。

ご飯をまとめ炊きして冷凍することが多いなら、『冷凍用』はぜひ活用したいところ。

再加熱したときに美味しく食べられるよう、調整されているそうですよ。

『すし・カレー』は無くても、かために炊けば良いのではという気もします。

またロウカット玄米や麦ごはんのメニューがあるのも嬉しいポイントですね。

SR-N510Dの方は『フラット天面パネル』

パナソニック SR-N510D フラット天面
パナソニック SR-N510D フラット天面

SR-N310D:-
SR-N510D:フラット天面パネル

ハイグレードモデルSR-N510Dは天面がフラットになってます。

一般的にフラットの方が拭き掃除しやすいと言われますが、人によるかなぁと思います。

SR-N510Dの方は『グレー大型液晶』

パナソニック SR-N510D パネル
パナソニック SR-N510D グレー大型液晶

SR-N310D:グレー液晶
SR-N510D:グレー大型液晶

ハイグレードモデルSR-N510Dの方が、同じグレー液晶ですが大きめになってます。

もちろん液晶は大きい方が見やすいですよね。

SR-N510Dの方が消費電力量はわずかに少ない

SR-N310D:炊飯158Wh/回、保温18.6Wh、年間86.0kWh
SR-N510D:炊飯176Wh/回、保温13.4Wh、年間83.4kWh

ハイグレードモデルSR-N510Dの方が全体での消費電力量は少なくなってます。

といっても年間目安でも2.6kWhしか差がありません。

電気代単価31円/kWhで考えますと、これはわずか80.6円の違い。

消費電力の差については、気にしなくて良いと思います。

SR-N310Dの方は清掃パーツ数が少ない

パナソニック SR-N310D 清掃パーツ
パナソニック SR-N310D 清掃パーツ

SR-N310D:2点(内釜/ふた加熱板)
SR-N510D:3点(内釜/ふた加熱板/蒸気ふた)

エントリーモデルSR-N310Dの方が、清掃が必要なパーツが1点ほど少ないです。

毎回のお掃除を考えたら、洗いものは少ない方がもちろん良いですよね。

ただ『ふた加熱版』とか『蒸気ふた』って毎回洗わなくても・・・

ちなみにベーシックモデルSR-N510Dの『蒸気ふた』は、先ほど紹介した『うまみ循環タンク』のことです。

この『蒸気ふた』は簡単に2つに分解して洗えるので、そこまで手間ではありませんよ。

『ふた加熱版』はどちらも食洗機対応なのが嬉しいですね。

SR-N310Dの方が軽量

パナソニック SR-N310D
パナソニック SR-N310D

SR-N310D:幅24×奥37.7×高22.4cm(蓋開け43.1cm)、約5.4kg
SR-N510D:幅24.7×奥33.3×高23.7cm(蓋開け47cm)、約6.3kg

エントリーモデルSR-N310Dの方が1.1kgほど軽くなってます。

炊飯器をよく持ち運ぶなら軽い方が良いですよね。

サイズに関しては形状が違うのですが、ハイグレードモデルSR-N510Dの方がわずかにコンパクトかもしれません。

以上が違いとなります。

おどり炊きSR-N310DとSR-N510Dはどちらがオススメ?

パナソニックの『おどり炊き』SR-N310DとSR-N510Dは、どちらがオススメかまとめています。

ベーシックモデルSR-N310Dがオススメの人

  • 価格重視
  • 清掃パーツ数は少ないのが良い
  • 軽い方が良い

まず価格面ではベーシックモデルSR-N310Dの方がずっと買いやすいです。

清掃が必要なパーツも2点だったり、1.1kgほど軽量なのもメリット。

ただ炊飯機能については全面IHでないこと、内釜の厚みが薄いこと、『うまみ循環タンク』が無いことなど気になる点もあります。

それでも最高級の『おどり炊き』シリーズですから十分美味しいはず。

お値段を重視してベーシックモデルSR-N310Dを選ぶのもありですね。

ベーシックモデル

ハイグレードモデルSR-N510Dがオススメの人

  • 少しでも美味しく炊き上げたい
  • 冷凍用、ロウカット玄米、麦ごはんコースを使う
  • 大型液晶じゃないと見えにくい

ハイグレードモデルSR-N510Dの方がメリットが多いです。

全面IH、ダイヤモンド竃釜、『うまみ循環タンク』によって、ハイグレードモデルの方が美味しく炊けるのは間違いのないところ。

炊飯メニューもすこし多く、白米や無洗米で冷凍用やすし・カレーを炊く機会が多いならこちら。

ロウカット玄米、麦ごはんが好きな人にも魅力ですね。

あとは大型液晶の方が見やすいのは当然です。

お値段的にOKでしたら、ハイグレードモデルSR-N510Dの方が気になりますよね。

ハイグレードモデル

まとめ:SR-N310DとSR-N510Dはどっちが狙い目?

パナソニックの可変圧力IHジャー炊飯器のSR-N310DとSR-N510Dを比べました。

  • ベーシックモデルSR-N310D
  • ハイグレードモデルSR-N510D

価格を考えてベーシックモデルSR-N310Dを選ぶのも悪くありません。

ですが少しでも美味しくご飯を炊き上げたいなら、ハイグレードモデルSR-N510Dが美味しそう。

炊飯メニューが多かったり、大型液晶だったりと、他にも良いところがありますし。

ご飯好きとしては、ハイグレードモデルの方が気になってしまいます。

甘みや旨みが強いと評判の『おどり炊き』は、一度試してみたいですよね。

炊きたてご飯の甘みってヤバイ♪

ハイグレードモデル

ベーシックモデル

また発売が1年前のエントリーモデルSR-M10Bとも比較してます。

比べてみると、意外なほどエントリーモデルも良かったりしますよ。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA