パナソニックのスチームオーブンレンジ『Bistro』の新型NE-BS9Dと旧型NE-BS9Cを比べてます。
新型と旧型はいったい何が違って、どちらがオススメかまとめました。
新型の方が良い?

新型
旧型
目次
パナソニックのビストロNE-BS9CとNE-BS9Dを比較
※性能を比べてみて優れている方を赤文字にしています。
旧型 NE-BS9C | 新型 NE-BS9D | |
---|---|---|
タイプ | スチームオーブンレンジ | スチームオーブンレンジ |
総庫内容量 | 30L | 30L |
センサー | 高精細・64眼スピードセンサー | 高精細・64眼スピードセンサー |
レンジ機能 | 最高出力:1000W※1 手動出力:150/300/500/600/800W/300Wスチーム 2品同時あたため お急ぎあたため | 最高出力:1000W※2 手動出力:150/300/500/600/1000W/300Wスチーム 2品同時あたため お急ぎあたため |
オーブン機能 | 出力:1380W 温度:70~300℃※3 2段調理コンベクションオーブン オーブン段数:2段 フラットヒート設計 | 出力:1380W 温度:70~300℃※3 2段調理コンベクションオーブン オーブン段数:2段 フラットヒート設計 |
グリル機能 | 出力:1330W 大火力極め焼きヒーター(平面) 両面グリル エリア加熱 | 出力:1330W 大火力極め焼きヒーター(平面) 両面グリル エリア加熱 |
スチーム機能 | スピードスチーム機構 温度:60~95・100℃ 過熱水蒸気 スチームプラス タンク容量:650mL クリーントレー | スピードスチーム機構 温度:60~95・100℃ 過熱水蒸気 スチームプラス タンク容量:650mL クリーントレー |
解凍機能 | 芯までほぐせる解凍 (全解凍・半解凍) | 芯までほぐせる解凍 (全解凍・半解凍) |
発酵機能 | 発酵温度:30~65℃ スチーム発酵 | 発酵温度:30~65℃ スチーム発酵 |
おまかせ機能 | おまかせグリル | おまかせグリル おまかせ熱風フライ |
レシピ数 | 215 | 155 |
メニュー数 | 126 | 137 |
お手入れ | サッと拭ける庫内 お手入れしやすいヒートグリル皿 自動お手入れコース: 庫内/天井・脱臭/洗浄・水抜き/クエン酸洗浄 食洗機対応: ヒートグリル皿、角皿 | サッと拭ける庫内 お手入れしやすいヒートグリル皿 自動お手入れコース: 庫内/脱臭/洗浄・水抜き/クエン酸洗浄 食洗機対応: ヒートグリル皿、角皿 |
便利 | たて開き ECONAVI 自動電源オフ機能 庫内灯 左右背面ピッタリOK 庫内を冷ますコース チャイルドロック | たて開き 自動電源オフ機能 庫内灯 左右背面ピッタリOK 庫内を冷ますコース チャイルドロック |
スマホ連携 | – | キッチンポケットアプリ |
液晶表示 | ホワイトバックライト液晶 | ホワイトバックライト液晶 |
付属品 | ヒートグリル皿 角皿(2枚) 取扱レシピ集 | ヒートグリル皿 角皿(2枚) 取扱レシピ集 |
消費電力 | オーブン:1400W グリル:1350W レンジ:1400W 待機時:0w | オーブン:1400W グリル:1350W レンジ:1400W 待機時:0w |
年間消費電力量 (目安) | 70.2kWh/年 | 72.0kWh/年 |
庫内サイズ | 幅394×奥309×高235mm | 幅394×奥309×高235mm |
外形サイズ | 幅494×奥435×高370mm | 幅494×奥435×高370mm |
本体重量 | 約19.9kg | 約19.5kg |
カラー | K:ブラック W:オフホワイト | K:ブラック W:オフホワイト |
保証期間 | 1年 (延長で3年) | 1年 (延長で3年) |
発売日 | 2024年6月1日 | 2025年6月1日 |
価格※4 | 97,000円ぐらい | 120,000円ぐらい |
※1:約5分後700Wに下がる
※2:約5分後600Wに下がる
※3:約5分後230Wに下がる
※4:2025年4月25日時点
旧型NE-BS9Cから新型NE-BS9Dになって、『おまかせ熱風フライ』と『キッチンアプリ』を使えるようになったのが大きな違いです。
- 『おまかせ熱風フライ』が加わった
- レシピは減ったけどメニューが11種類増えた
- レンジの最高出力1000Wの後は600Wに下がるようになった
- レンジの出力範囲が広くなった
- 『ECONAVI』がなくなった
- 『キッチンポケットアプリ』が使えるようになった
- 本体重量が400gほど減った
それでは変わった点について詳しくみていきます。
注目は『おまかせ熱風フライ』です♪

『おまかせ熱風フライ』が加わった

NE-BS9C:-
NE-BS9D:おまかせ熱風フライ
新型NE-BS9Dになって『おまかせ熱風フライ』が加わりました。
これは3つの異なる熱源によって、揚げ物を美味しくヘルシーにする仕組み。
上からヒーター、中央から熱風、下からのマイクロ波とグリル皿の焼き上げで調理します。
冷凍のアジフライなんかも凍ったままでスタートできます。
もっと詳しく見ていくと、実際のメニューは「熱風フライコロッケ」と「熱風フライその他」に分かれてます。

綺麗なキツネ色でサクサクしてそうなコロッケですよね。
「熱風フライコロッケ」はコロッケ専用のコースで、崩れないよう表面を固めてから焼きあげます。
しかも油が少ないからエコでヘルシーなのも、ポイント高いですよね。

「熱風フライその他」はフライのためのコース。
食材の温度を上げて生臭さを飛ばし、そのあとで表面を焼く手順になるようです。
レシピは減ったけどメニューが11種類増えた

NE-BS9C:レシピ数215、メニュー数126
NE-BS9D:レシピ数155、メニュー数137
新型NE-BS9Dになって、レシピの数が大幅に少なくなりました。
その代わり自動メニューの数が137と、11種類ほど増えてます。
そしてこの増えたメニューの中には、ワンボウルメニューの1つとして『スープ』が加わってます。
『スープ』には冷凍した食材も使えるそうですよ。
ワンボウルメニューは材料を耐熱ボウルに入れるだけで、あとは勝手に加熱調理してくれる便利な仕組み。
写真のような感じで美味しく作ってくれるなら最高ですね。
レンジの最高出力1000Wの後は600Wに下がるようになった

NE-BS9C:最高出力1000W ※1:約5分後700Wに下がる
NE-BS9D:最高出力1000W ※2:約5分後600Wに下がる
これは細かい話ですので、あまり重要ではない思います。
新型NE-BS9Dになってレンジの最高出力1000Wを約5分使ったあとは、600Wに下がるようになりました。
『あたため』など特定のメニューを使う際に、このような動きをするようですよ。
レンジの出力範囲が広くなった

NE-BS9C:150/300/500/600/800W/300Wスチーム
NE-BS9D:150/300/500/600/1000W/300Wスチーム
新型NE-BS9Dでは、レンジの出力範囲が広がって最高で1000Wを選べるようになりました。
とにかく急いでいる場合は、1000Wが便利そうです。
ただし高出力で使うとムラと焦げの原因にもなるので、普段はあまり使わないかも。
ECONAVIがなくなった

NE-BS9C:年間消費電力量70.0kWh/年、ECONAVI(エコナビ)
NE-BS9D:年間消費電力量72.0kWh/年
新型NE-BS9Dになって『ECONAVI』がなくなりました。
『ECONAVI』はセンサーとAIを使い、ご飯のように均一で温度が上がりやすい食材のときに、加熱時間をコントロールして無駄を減らす仕組みです。
ただ新型と旧型の年間消費電力量の目安を比べますと、2kWh/年しか差がありません。
電力料金単価を31円/kWhで計算しても、年間62円しか差がありません。
あまり気にするところではなさそうですね。
『キッチンポケットアプリ』が使えるようになった

NE-BS9C:-
NE-BS9D:キッチンポケットアプリ
新型NE-BS9Dでは『キッチンポケットアプリ』が利用できるようになりました。
ただしスチームオーブンレンジとアプリで連携できるわけではありません。
使えそうな機能は主に以下の2つとなります。
- 食材のスキャン(メニューの設定は手動)
- レシピ検索
本体重量が400gほど減った
NE-BS9C:約19.9kg
NE-BS9D:約19.5kg
新型NE-BS9Dでは本体重量が400gほど軽くなって、約19.5kgになりました。
ざっくり20kgのうちの400gなので、そこまでポイントとして重要ではありませんね。
レンジは動かすこともないので、ここは気にしなくても良いかなと思いました。
見つけられた範囲では、違いは以上でした。

ビストロNE-BS9CとNE-BS9Dはどちらがオススメ?
パナソニックのスチームオーブンレンジ『Bistro』のNE-BS9CとNE-BS9Dは、どちらがオススメかまとめています。
旧型NE-BS9Cがオススメの人
- コスパ優先
旧型NE-BS9Cの方が、お値段すこし下がってます。
『おまかせ熱風フライ』は使えませんが、揚げ物をあまり食べないなら要らないかも。
フライをサクッと仕上げるための自動メニューは、他にも用意されてますしね。
またその他の基本的な性能では、特に差があるわけではありません。
むしろECONAVIがあるのは旧型だけですし、レシピ数でも上回ってます。
型落ちとはいえ十分満足できそうな旧型NE-BS9Cは、狙い目かもしれませんね。
コスパに優れる旧型
新型NE-BS9Dがオススメの人
- 揚げ物をよく食べる
- キッチンアプリを使いたい
- 新しいメニューが使いたい
新型NE-BS9Dは『おまかせ熱風フライ』が最大の目玉です。
コロッケやフライなど揚げ物をよく食卓に出すのであれば、ぜひ試してみたいですね。
辻料理学校のプロも驚くサクサク感だそうですよ。
さらに『おまかせ熱風フライ』なら後片付けも簡単で、気軽に揚げものが作れるのも魅力。
137種に増えたメニューも楽しみですし。
またキッチンアプリでさまざまなレシピを検索したり、食材をスキャンしてメニューを設定できるのは便利。
お値段的にOKでしたら、新型NE-BS9Dの方が魅力的なのはみんな一緒だと思います。
性能UPの新型
まとめ:パナソニックの『Bistro』でお料理レベルUP!
パナソニックのスチームオーブンレンジ『Bistro』の新型NE-BS9Dと旧型NE-BS9Cを比べました。
新型と旧型の違いは『おまかせ熱風フライ』と『キッチンアプリ』があるかないか。
揚げ物をあまり食べないなら、コスパに優れる旧型NE-BS9Cが良いかもしれません。
でもコロッケやアジフライなど揚げ物をよく食卓に出すなら、新型NE-BS9Dの方が満足度が高くなると思います。
どちらにしろ『Bistro』を使うだけでお料理がレベルアップするのは間違いありません。
毎日レシピを考えてるのって大変ですから、『Bistro』のレシピを参考にチンして終わりにしたいですよね。
『おまかせ熱風フライ』は気になりますね!

性能UPの新型
コスパに優れる旧型
さらに『Bistoro』のフラグシップモデルNE-UBS10DとNE-UBS10Cも比較してます。